「広域関東圏」の版間の差分

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=== 福島県 ===
[[福島県]]も本来[[東北地方]]であるが、関東地方に隣接しているため、少なからず経済的・人的交流がある。特に[[浜通り]]や[[中通り]]の[[磐越自動車道]]以南では、[[新産業都市]]の指定以降、[[京浜工業地帯]]の企業の工場が多数進出して、[[東北地方]]の中でも特に関東志向が強いと言われている。中でも、浜通りの[[いわき市]]以南は、[[常磐線]]の[[複線]]化や[[常磐自動車道]]の開通が早かったために、県内他地域よりも[[茨城県]]との交流が多い。
 
交通面でも、[[東北新幹線]]「[[なすの (列車)|なすの]]」の一部が[[郡山駅 (福島県)|郡山駅]]まで延長運転したり、[[常磐線]]「[[ひたち (列車)|スーパーひたち]]」が東京方面において[[いわき駅]]を始発終着としたり、さらには[[東武日光線]]の快速電車が[[野岩鉄道会津鬼怒川線]]を介して[[会津田島駅]]まで直通運転するといった例が見られ、JR[[東京駅]]からいわき・南相馬方面への[[高速バス]]([[ジェイアールバス関東]]、[[東武バスセントラル]]、[[新常磐交通]]によって運行)が1日約40往復するなど、観光客のみならずビジネス客の移動の足となっている。これらを踏まえ、現在では特に工業面において、場合によっては広域関東圏に福島県を含めることがある。しかし、福島県全体としては[[宮城県]]をはじめとした[[東北地方]]に分類されることが大半で、関東地方と一緒のエリアに含まれる例は皆無に等しい<ref>県庁所在地の[[福島市]]が、東北地方の中心である[[仙台市]]との結びつきが極めて強いことも一因として挙げられる。</ref>。