「日没」の版間の差分

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[[ファイル:Riyadh during sunset.jpg|thumb|during sunset in Riyadh.]]
[[File:15-05-05-Schloß-Schwerin-RalfR-DSCF5191-2.jpg|thumb]]
'''日没'''(にちぼつ、Sunset){{Lang-en-short|sunset}})とは、[[太陽系]]の[[自転]]する[[惑星]]や[[衛星]]において、一日に一回[[太陽]]が[[地平線]]の下に沈む現象である。本項では、ことわりのない限り[[地球の自転]]によって起こる[[地球]]での日没について述べる。
 
日没時刻は、太陽の縁が西の地平線の下に沈んだ瞬間として定義される。[[大気]]による[[日光]]の[[反射]]により、沈ゆく太陽の光線の経路は地平線付近で大きく曲がるため、実際の日没はおおよそ太陽の直径分だけ地平線下に沈んだ頃に起こる。日没は、太陽が地平線下約1.8度の時に起こり、空が暗くなり始める[[薄暮]](はくぼ)とは異なる。日没と薄暮の時間を合わせて[[黄昏]](たそがれ)と呼ぶ。
 
==現象==
==色==
[[ファイル:Sunset at Land's end in San Francisco.jpg|thumb|サンフランシスコの日没後の赤い空]]
日出や日没の空の赤色や橙色の強い[[色相]]は、空気分子や大気中の微粒子による日光の散乱が原因である。光の波長よりずっと小さな分子や微粒子による散乱([[レイリー散乱]])の強さは、波長に依存する。紫色や青色のような波長の短い光は、黄色や赤色等の波長の長い光に比べて強く散乱され、青色の成分が消える。この効果は、太陽が高い位置にある時に比べて日光が通過する大気の層が厚くなるため、日出や日没の際により強く影響する。大気中の微粒子は分子よりも強く散乱するため、日没の色に大きく関係する。強い雨が降った後等、[[対流圏]]に微粒子がほとんどない時には、空気分子だけが日光を散乱することになる。通常、朝の空と比べて夕方の空には微粒子や[[エアロゾル]]の量が多いため、日没の色は日出の色よりも鮮やかで強い。夜の大気は冷たくて風が少ないため、大気中の塵や微粒子は地表に落ちてしまうためである。しかし夜間に火事や噴火、[[砂塵嵐]]等が起こった場合には、日出の色は日没の色よりも強くなる。1991年の[[ピナトゥボ山]]や1883年の[[クラカタウ]]の噴火では、世界中で日出の色や日没の色が鮮やかになった。
 
日出の直前や日没の直後に、[[グリーンフラッシュ]]という現象が観測される場合もある<ref>{{cite web|url=http://hyperphysics.phy-astr.gsu.edu/hbase/atmos/redsun.html|title=Red Sunset, Green Flash|accessdate=2010-09-21}}</ref><ref>Selected Papers on Scattering in the Atmosphere, edited by Craig Bohren ~SPIE Optical Engineering Press, Bellingham, WA, 1989</ref><ref>{{cite web|url=http://ucsu.colorado.edu/~kuesterm/RTweb/startRT.html|title=Science Made Simple|accessdate=2010-09-21}}</ref>。
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