「彩京」の版間の差分
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しかし2000年に差し掛かる頃にはアミューズメント事業の失敗、アーケード向けのシューティングゲームの低迷が重なり、[[パチンコ]]や[[パチスロ]]といった遊戯機器の開発等も行っていた。[[2002年]]、社長同士のつきあいがあった[[クロスノーツ]]に吸収合併され、2003年には京都にあったゲーム開発部署も解散した。
現在はクロスノーツのブランドとして「彩京」の名が残っているが、新作は2006年の『[[ホットギミック (ゲーム)|対戦ホットギミック 未来永劫]]』を最後に発売されていない。
== 開発作品の特色 ==
{{独自研究|section=1|date=2015年6月}}
同社のシューティングゲームは'''彩京弾'''と呼ばれる高速敵弾を特徴としており、その独特の構成から「彩京シューティング」と呼称される一カテゴリを築いた。
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といった点が挙げられる。
非常に弾速が高く攻撃範囲も広い彩京弾を軸としている彩京シューティングは、敵弾を見てからの「アドリブ避け」が難しい。一方で敵の攻撃は強い法則性に基づいて構成されているため、動き方とタイミングを覚えて自機を動かす(いわゆる「パターン化する」)ことで、見た目よりも遥かに簡単に避けることが可能になっている。
それまでのシューティングゲームはアドリブ避けの技術や反射神経が第一に問われるような構成が多かったため、動き方を覚えることで誰にでも敵弾をすり抜ける快感を味わえる彩京シューティングの台頭は幅広い層のプレイヤーの支持を得ることに成功し、沈滞気味にあった90年代のシューティング界に大きな影響を与えた(ただし、2周目は破壊した敵がランダム性の強い撃ち返し弾を放つようになるため、よりアドリブ避けのセンスと反射神経が重要になっていることが多く、その難易度も1周目の比ではない)。
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また、当時爆発的な人気を呼んでいた[[格闘ゲーム]]の影響も随所に見られ、短い時間で気軽に楽しめる作品や、キャラクター性の強い作品を多くリリースするという点でも人気を集めた。
特にキャラクター面では[[中村博文 (イラストレーター)|中村博文]]
多くのシューティングタイトルのインストラクションカードでは各キャラクターにキャッチコピーが付けられていたのも特徴で、
麻雀ゲームにおいても成年コミック誌とのコラボレーション、実写のバカバカしい必殺技が飛び交う対戦モードなど、独自の展開によって人気を確立した。
倒産した[[東亜プラン]]と入れ替わる形でシューティングゲーム界に登場し、初心者でも気軽に楽しめる作風でシューティング復権の一翼を担った
== 主な作品 ==
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* 1995年 - [[ストライカーズ1945]]
* 1996年 - [[戦国ブレード]]
* 1997年 - [[ストライカーズ1945#ストライカーズ1945II|ストライカーズ1945II]]
* 1997年 - [[ソルディバイド]](アクションシューティング)
* 1998年 - [[ゼロガンナー]]
* 1998年 - [[ガンバード#ガンバード2|ガンバード2]]
* 1998年 - [[スペースボンバー|スペースボンバー/スペースボンバーVer.B]]
* 1999年 - [[ストライカーズ1945#ストライカーズ1945PLUS|ストライカーズ1945PLUS]]
* 1999年 - [[ストライカーズ1945#ストライカーズ1999|ストライカーズ1999]]
* 1999年 - [[パイロットキッズ]]
* 2000年 - [[ドラゴンブレイズ]]
* 2000年 - [[ガンスパイク]](アクションシューティング、[[
* 2001年 - [[ゼロガンナー2]]
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* [[バトルクロード]]
* [[堕落天使]]
* [[ロードランナー#
* [[ガンバリッチ]]
== 関連項目 ==
* [[クロスノーツ]]
* [[彩京シューティングコレクション]]([[タイトー]])
== 外部リンク ==
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