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== 日本のラー油 ==
[[日本]]では[[2000年代]]中盤まで油成分のみのラー油が主流だったが2000年代以降、辛さは控えめで香味具材(一部の地域で「すな」単品呼ぶ)が入った製品も発して販売されてい。ただし、具の入ったラー油そのものは上述の通り中国に古くら存在しており、日本では[[李錦記チルド]]食品「具入り辣[[餃子]]にラーの小袋以前より輸入添付されているなどの形で見られる。
 
2000年代以降、辛さは控えめで香味具材(一部地域ではこの香辛料を「すな」と呼ぶ)が入った製品の人気も高まっており、ラー油市場は[[2004年]]から[[2008年]]の5年間で規模は120%に拡大したと[[販売時点情報管理|POSシステム]]などから推定される<ref name="wo-nikkei20100413">[http://wol.nikkeibp.co.jp/article/trend/20100412/106698/?cd=ad&M=wol&KW=000165 話題の「食べるラー油」を徹底比較〔1〕] [[日経ウーマン]]オンライン [[2010年]][[4月13日]]</ref>。ブームの発端の一つとして沖縄系ラー油があり、特に有名な「[[石垣島ラー油]]」はマスコミで頻繁に取り上げられ他に[[久米島]]の素材を使った「くめじまラー油」も存在する<ref name="wo-nikkei20100413"/>。また、[[2008年]]には[[京都府]][[太秦]]にある[[中華料理|中華料理店]]が販売するラー油が[[太秦#映画撮影所|東映京都撮影所]]での仕事が多い芸能人の紹介によって<ref>このラー油を「ご飯にかけて食べる」方法を[[仲間由紀恵]]と[[西村和彦]]が[http://www.narinari.com/Nd/20100313188.html 同時期に別々のテレビ番組で披露した。]</ref>話題になった<ref>[http://www.narinari.com/Nd/20100313188.html エスビー食品も“食べるラー油”発売、ラー油戦争勃発で一気に定着か。] [[Narinari.com]] 2010年[[3月5日]]</ref>。
 
[[2009年]]8月には[[桃屋]]が食べるラー油「[[桃屋#主な製品|辛そうで辛くない少し辛いラー油]]」を発売して品薄状態が長期間続くほどの人気を博し<ref name="j20100227">[http://www.j-cast.com/2010/02/27061115.html?p=all 桃屋の「食べられるラー油」爆発的人気で品薄状態続く] [[J-CAST]]ニュース 2010年[[2月27日]]</ref>、[[2010年]]3月に[[エスビー食品]]が対抗商品として「ぶっかけ!おかずラー油チョイ辛」を発売<ref>[http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100305/biz1003051713022-n1.htm おかず感覚の新ラー油戦争 桃屋の牙城にエスビー参戦]、[[産経新聞]]、2010年[[3月5日]]</ref>。さらに飲食業界が追従して食べるラー油を加えたアレンジメニューを出すなど、具入りラー油の製造・販売は[[活性化]]の傾向を見せている。ただし、具の入ったラー油そのものは上述の通り中国に古くから存在しており、日本では[[李錦記]]の「具入り辣油」が以前より輸入されている。
 
== 脚注 ==