「アイアキデス」の版間の差分

[[ファイル:Map_of_ancient_Epirus_and_environs.png|right|thumb|293x293px|Epirus in Antiquity.古代の[[イピロス|エピロス]]]]

'''アイアキデス''' ([[ギリシア語]]<span lang="el">：Aἰακίδης</span>、[[ラテン文字]]表記：Aiakidis、[[英語]]：Aeacides、 ? - [[紀元前313年]]) は、[[エピロス王]] (在位：[[紀元前331年]] - [[紀元前316年]]、紀元前313年) 。[[アリュバス (エピロス王)|アリュバス王]]の息子で、[[アルケタス1世 (エピロス王)|アルケタス1世]]の孫である。

アイアキデスは、[[ファルサロス]] ([[:en:Farsala|Pharsalus]]) の[[ファルサロスのメノン4世|メノン]]の娘プティア ([[:en:Phthia]]) と結婚し、息子[[ピュロス]]と二人の娘デイダメイア ([[:en:Deidamia I of Epirus]]、[[マケドニア王の一覧|マケドニア王]][[デメトリオス1世 (マケドニア王)|デメトリオス1世]]の3番目の妃) とトロイアスをもうけた。

アイアキデスは、イタリアで殺害された彼の従兄弟{{仮リンク|アレクサンドロス1世 (エピロス王)|en|Alexander I of Epirus|label=アレクサンドロス1世}}の死によって[[イピロス|エピロス]]の王位を継いだ（[[紀元前331年#できごと|紀元前331年のできごと]]#イタリア）。

[[紀元前317年]]、 彼は彼の従姉妹[[オリュンピアス]]とまだ5歳の[[アレクサンドロス4世]]（[[アレクサンドロス3世|アレクサンドロス大王]]の母と息子）の復権のため、[[ポリュペルコン]]を助け[[マケドニア王国|マケドニア]]に赴いた。翌年、彼は[[カッサンドロス]]に追い詰められたオリュンピアスを助けて行進軍したが、しかしエピロスの人たち々はこれを嫌い、アイアキデスに対して立ち上がり、彼を王国から追放した。その時たった2歳のピュロス、には忠実な家臣たちによる破壊から守ることは難しかった。しかし、マケドニアの支配も嫌ったエピロスの人々は怠惰になり、紀元前313年に、エピロスはアイアキデスを呼び戻した。彼に対抗して、カッサンドロスは直ちに彼のに対抗して弟ピリッポスのもとに援軍を送り、同年中に2回アイアキデスはピリッポスと二度戦って彼を破りれ、ついには彼は殺害された。