「竹腰正信」の版間の差分

 

[[文禄]]3年([[1594年]])に実母・[[お亀の方]]が[[徳川家康]]の[[側室]]となり、[[慶長]]5年([[1600年]])に五郎太丸(後の[[徳川義直]])を生むと、異父兄である正信も召し出されて近仕し、翌年に[[甲斐国]]に5000石を与えられる。家康が[[大御所]]となって[[駿府城|駿府]]に移ると[[本多正純]]・[[安藤直次]]・[[成瀬正成]]とともに側近となり、慶長12年([[1607年]])には義直の附家老に成瀬と共に任じられる。尾張に5000石を加増されて1万石を領し、大名に列して間もなくの慶長16年([[1611年]])に、当時の[[尾張藩]]執政だった[[平岩親吉]]が死去すると代わって執政に任じられ、以降、竹腰家は幕末まで尾張藩の附家老を務める家柄となる。[[元和]]5年([[1619年]])までに2万石を受け、都合3万石を領して美濃の今尾を居所とした。