「上部消化管内視鏡」の版間の差分

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;狭帯域光観察(Narrow Band Imaging;NBI), 青色[[レーザー]]
: NBIでは白色光にフィルターを掛け、[[ヘモグロビン]]の反射光に当たる帯域に限局した波長の光をつくる。この波長の光による「狭帯域光観察」は粘膜表層の[[毛細血管]]や粘膜模様を強調する[[オリンパス]]の技術である。<br>青色レーザーは、同様な波長のレーザー光を用いた富士フイルムメディカルによる技術である。
;FICE(Flexible spectral Imaging Color Enhancement)
: 富士フィルムメディカルによる画像強調技術。画像をデジタル処理し、RGBそれぞれの分光画像でフィルタをかける波長を自由に設定できる。
;インジゴカルミン
: 色素内視鏡検査の一つ。コントラストが明瞭になる。早期胃癌の存在診断にはインジゴカルミンが有用である。<ref>遠藤豊. 日本医事新報 2014; 4686:81-82.</ref>
;[[ルゴール氏液]]
ルゴール氏液は[[グリコーゲン]]と反応し、褐色に正常な食道粘膜表層を染色する。食道癌病変は染色されず、白色調に見える。