「クリス・アギーラ」の版間の差分

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|背番号 =
|選手写真ファイル名 = SH-Christopher-Aguila.jpg
|写真のコメント = ソフトバンク時代(2009(2009年7月16日)
|国籍 = {{USA}}
|出身地 = [[カリフォルニア州]][[レッドウッドシティ (カリフォルニア州)|レッドウッドシティ]]
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|打席 = 右
|守備位置 = [[外野手]]
|プロ入り年度 = 1997年
|ドラフト順位 = ドラフト3巡目(全体96位)で[[マイアミ・マーリンズ|フロリダ・マーリンズ]]から指名
|ドラフト順位 =
|初出場 = MLB / 2004年6月28日 <br /> NPB / 2009年4月3日
|最終出場 = MLB / 2008年7月10日 <br /> NPB / 2009年5月20日
|年俸 =
|経歴 = <nowiki></nowiki>
* マックイーン高等学校
* [[マイアミ・マーリンズ|フロリダ・マーリンズ]] (2004 - 2006)
* [[ニューヨーク・メッツ]] (2008)
* [[福岡ソフトバンクホークス]] (2009)
* [[フォルティチュード・ボローニャ]] (2013)
}}
'''クリストファー・ルイス・アギーラ'''('''Christopher Louis Aguila''', [[1979年]][[2月23日]] - )は、元[[プロ野球選手]]([[外野手]])。[[アメリカ合衆国]][[カリフォルニア州]][[レッドウッドシティ (カリフォルニア州)|レッドウッドシティ]]出身の元[[プロ野球選手]]([[外野手]])。右投右打。
 
== 来歴・人物 ==
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高校時代は[[リノ (ネバダ州)|リノ]]にある[[:en:Robert McQueen High School|マックイーン高校]]でプレーし、同校の1シーズン最多本塁打記録を作った。3年時には高校の全米ファーストチームの指名打者に選出された<ref name="thebaseballcube">{{cite web | title=The Baseball Cube | work=Chris Aguila Statistics | accessdate=July 7, 2008 | url=http://www.thebaseballcube.com/players/A/Chris-Aguila.shtml}}</ref>。
 
{{by|1997年}}の[[1997年のMLBドラフト3巡目|MLBドラフト]]で[[マイアミ・マーリンズ|フロリダ・マーリンズ]]から三塁手として3巡目(全体96位)指名され、プロ入り<ref>{{cite web | title=MLB.com | work=1997 First-Year Player Draft: June Regular Phase | accessdate=July 7, 2008 | url=http://mlb.mlb.com/mlb/history/draft/draft.jsp?year=1997}}</ref>。入団当初は若手有望株と期待されていたが、2シーズンをルーキーリーグ、2シーズン半を1AA級及びA+級で過ごすことになった。{{by|1999年}}途中には外野手にコンバートされた<ref name="thebaseballcube" />。プロ入りして5シーズン目となった{{by|2001年}}は2AのAA級[[ポートランド・シードッグス]]でプレーし、64試合で打率.257という成績だった。{{by|2002年}}も引き続きポートランドでプレーし、打率.294という結果だった。{{by|2003年}}はマーリンズが提携先を変えたため、引き続き2AAA級の所属となったもののチームは[[ペンサコーラ・ブルーワフーズ|カロライナ・マドキャッツ]]に変更。この年は93試合で打率.320という結果を残し、実力を証明したアギーラは翌年の{{by|2004年}}にはマーリンズの春季キャン[[スリングトレーニング]]に招待された。
 
アギーラは2004年の開幕メジャー入りは逃したものの、監督の[[ジャック・マキーオン]]に印象を与えることになった。3AのAAA級[[アルバカーキ・アイソトープス]]では打率.312を残し、マーリンズでメジャー昇格を果たす。この年は29試合の出場にとどまったものの、{{by|2005年}}は開幕メジャー入りを果たした。
 
2005年のアギーラは[[ミゲル・カブレラ]]、[[フアン・ピエール]]、[[フアン・エンカーナシオン]]、[[ジェフ・コーナイン]]に続く5番手の外野手としてプレー、しかし主な役割は代打となった。始めの2か月ではわずか16打数しか立てず、[[5月27日]]には3AAAA級アルバカーキに降格した。3AAAA級アルバカーキでは正中堅手として起用され、35試合で打率.351・7本塁打・25打点と活躍し、[[7月7日]]には[[ジョシュ・ウィリンガム]]が[[故障者リスト]]入りしたことに伴いメジャーへ復帰した。この年の残りはマーリンズでプレーしたものの、引き続き代打としての起用が主で先発出場は12試合に終わり、そのほとんどが怪我のエンカーナシオンの代役としてのものだった。結局78打数で打率.244、本塁打ゼロ、4打点という結果でシーズンを終えたアギーラはこのオフはドミニカウインターリーグでプレーをした<ref name="marlinswinterball">{{cite web | title=Florida Marlins: The Official Site | work=Marlins active in winter ball | accessdate=December 13, 2006 | url=http://florida.marlins.mlb.com/NASApp/mlb/news/article.jsp?ymd=20051118&content_id=1269911&vkey=news_fla&fext=.jsp&c_id=fla}}</ref>.。
 
アギーラは{{by|2006年}}により多くの出場機会が与えられる予兆がいくつかあった。2005年シーズンの終わり頃、[[A.J.バーネット]]は監督の[[ジャック・マキーオン]]に対し、いくつかの理由で批判した。その一つとしてマキーオンはアギーラ、ウィリンガム、そして[[ジェレミー・ハーミダ]]のようなマイナーで既に実力を証明している若手ではなく、衰えを見せているベテランを重用していることをあげた。またエンカーナシオンが[[フリーエージェント (プロスポーツ)#メジャーリーグベースボール|FA]][[セントルイス・カージナルス]]へ移籍し、ピエールが[[シカゴ・カブス]]へ[[トレード]]されたこともアギーラが2006年のマーリンズで正外野手として起用される後押しとなった。さらにマキーオンは2005年シーズン終了後に監督勇退を表明し、その後任として[[ジョー・ジラルディ]]が就任した。
 
アギーラは2006年も開幕メジャー入りを果たした。ハーミダが控えの間、マーリンズが[[ジョー・ボーチャード]]と契約するまでは右翼手として出場。ボーチャードと契約後は[[エリック・リード]]や[[レジー・アバークロンビー]]と中堅手を争うことになった(ウィリンガムは時々捕手として出場したものの、ほとんどは左翼手として出場)。リードは35打数4安打と不調だったために3AAAA級アルバカーキへ降格したものの、その間にアバークロンビーは11試合連続安打を放ち、アギーラは出場機会を奪われ、5月3日以降の16試合で先発はわずか3試合だった。[[5月26日]]には[[シンシナティ・レッズ]]から[[コディ・ロス]]をトレードで獲得、そのためアギーラは3AAAA級アルバカーキへ降格することになった。3Aアルバカーキでは打率.383(47打数18安打)・1本塁打・13得点を記録し、ウィリンガムが故障者リスト入りしたためにマーリンズへ昇格した。その後再び3AAAA級アルバカーキに降格したがマイナーのシーズン終了後は再び昇格し、8試合で9打数3安打という内容だった<ref name="gamelog">{{cite web| title=Florida Marlins: The Official Site | work=Chris Aguila: Game by Game Log | accessdate=December 13, 2006 | url=http://florida.marlins.mlb.com/NASApp/mlb/stats/individual_player_gamebygamelog.jsp?c_id=fla&playerID=430894&statType=1}} </ref>。先発出場は1試合も無かったものの、[[フィラデルフィア・フィリーズ]]戦では二塁打を含む3打数2安打と活躍し、このシーズン最後の勝利に貢献した<ref name="marlinsphillies">{{cite web | title=Florida Marlins: The Official Site | work=Marlins walk off with win | accessdate=December 13, 2006 | url=http://florida.marlins.mlb.com/NASApp/mlb/news/wrap.jsp?ymd=20061001&content_id=1693259&vkey=wrapup2005&fext=.jsp&team=home}}</ref>。
 
2006年[[10月13日]]、マーリンズはアギーラのメジャー契約を解除した<ref name="marlinspartways">{{cite web | title=Florida Marlins: The Official Site | work=Marlins part ways with Aguila | accessdate=December 13, 2006 | url=http://florida.marlins.mlb.com/NASApp/mlb/news/article.jsp?ymd=20061013&content_id=1711493&vkey=news_fla&fext=.jsp&c_id=fla}}</ref>。[[12月10日]]に[[ピッツバーグ・パイレーツ]]とキャンプ招待選手としてマイナー契約を結んだ<ref name="sunsentinel">{{cite web | title=South Florida Sun-Sentinel | work=Berardino: Ripken takes the fifth on Big Mac: Ex-Orioles star senses steroids issue will mar Hall selections | accessdate=December 13, 2006 | url=http://www.sun-sentinel.com/sports/sfl-spmikeb10dec10,1,6637531.column?ctrack=1&cset=true}}</ref>。しかし開幕メジャー入りは果たせず、この年は3A傘下AAA級[[インディアナポリス・インディアンズ]]で過ごすことになった<ref name="indianapolis">{{cite web| title=Minor League Baseball | work=Indianapolis Indians roster | accessdate=March 24, 2007 | url=http://web.minorleaguebaseball.com/milb/stats/stats.jsp?t=t_ros&cid=484&stn=true&sid=t484}}</ref>。{{by|2008年}}は3月に[[ニューヨーク・メッツ]]とマイナー契約し<ref name="signed by the Mets">{{cite web| title=New Orleans Zephyrs | work=Zephyrs Roster | accessdate=March 7, 2008 | url=http://neworleans.zephyrs.milb.com/milb/stats/stats.jsp?t=t_ros&cid=588&stn=true&sid=t588}}</ref>、3A傘下AAA級[[ニューオーリンズ・ゼファーズ]]でプレーした。[[6月11日]]に[[エイブラハム・ヌニェス (内野手)|エイブラハム・ヌニェス]]が戦力外になったことに伴い、メジャー昇格。しかし3試合に出場しただけで戦力外となった。再びメジャー昇格するものの、[[7月11日]]にまたも戦力外となり、[[7月15日]]にはそのまま3AAAA級ニューオーリンズに降格した。シーズン終了後に[[フリーエージェント (プロスポーツ)|フリーエージェント]]FAとなり、[[11月23日]]に[[福岡ソフトバンクホークス]]がアギーラの獲得を発表した<ref>{{Cite web |url=http://www.softbankhawks.co.jp/news/detail/2477.html |title=クリス アギーラ選手 入団のお知らせ |author= |publisher=福岡ソフトバンクホークス・オフィシャルサイト |accessdate=2008-11-24}}</ref>。
 
=== 日本時代 ===
[[{{by|2009年]]}}[[2月5日]]、春季キャンプを張っていたチームに合流し、同日に入団会見も行った。キャンプでは走攻守3拍子揃ったところを見せて首脳陣から大きく期待され、その後右膝を痛めてやや出遅れたが、オープン戦終盤に2本塁打を打つなど、シーズンに向けて調子を上げているかに見えた。
 
ところが、シーズンに入ると極度の打撃不振に陥り、[[松田宣浩]]が離脱して固定できていなかった3番に入る試合もあったが、全く結果を残せずに[[4月17日]]に2軍落ち。その後、前年まで[[千葉ロッテマリーンズ]]に在籍していた[[ホセ・オーティズ]]が加入し一旦外国人枠は埋まったが(この年のソフトバンクの外国人枠は基本的に投手3・野手1である)、アギーラが2軍で好成績を残したこと、開幕当初先発ローテーションに入っていた[[キャメロン・ロー]]が2軍落ちして枠が1つ空いたことに伴い、[[5月15日]]に再昇格した。
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=== 米球界復帰 ===
ソフトバンクを退団後、[[トロント・ブルージェイズ]]とマイナー契約した。その後、{{by|2012年}}まで[[マイアミ・マーリンズ]]傘下のマイナーリーグでプレーしていた。
 
=== イタリア時代 ===
{{by|2013年}}は、[[イタリアンベースボールリーグ]]の[[フォルティチュード・ボローニャ]]でプレーしていたが<ref>[http://www.fortitudobaseball.it/team/team-roster/item/chris-aguila Team Roster] チーム公式サイト</ref>、[[6月10日]]に解雇された<ref>[http://www.mister-baseball.com/unipol-bologna-cuts-chris-aguila-brings-raul-reyes/]</ref>。
 
== 詳細情報 ==
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=== 背番号 ===
* '''3''' (2004(2004年 - 2006年)
* '''29''' (2008(2008)
* '''4''' (2009(2009年、2013年)
 
== 脚注 ==
{{reflistReflist}}
 
== 関連項目 ==
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== 外部リンク ==
*{{MLBstats |mlb=430894 | espn=6015 | br=a/aguilch01 | fangraphs=2143 | cube=Chris-Aguila|brm=aguila001chr}}
 
{{Baseball-biography-stub}}
{{DEFAULTSORT:あきいら くりす}}
[[Category:アメリカ合衆国の野球選手]]