「當麻寺」の版間の差分

真言宗の子院。中将姫剃髪の地と伝承され、中将姫の仏法の師である実雅の開基というが、開創の詳しい事情は不明である。書院(重要文化財)と庭園(史跡・名勝)で知られる。
 
*書院 - 江戸時代初期建立の書院造。南西の「御幸の間」([[後西天皇]]が行幸したと伝える)が主室で、他に北西に「鷺の間」、北東に「鶴の間」、南東に2室の「侍者の間」がある。「侍者の間」の南は西が4畳半、東が6畳の茶室である。4畳半の茶室は北側に大きな丸窓を設けることから「丸窓席」と呼ばれる。「御幸の間」と「鷺の間」の障壁画は[[曽我二直菴]]の筆。
 
*庭園(香藕園) - 築地塀で内庭と外庭に分かれ、内庭は當麻寺の東西両塔を借景とした池泉回遊式庭園。外庭は山の斜面に造園されている。[[片桐貞昌|片桐石州]]の作庭と伝える。[[竹林院 (吉野町)|竹林院]]群芳園、[[慈光院]]庭園と並んで大和三庭園のひとつに数えられている。當麻寺内では他に護念院と西南院に江戸期作庭の庭園がある。<ref>近畿日本鉄道・近畿文化会編『当麻』pp.59- 65; 『週刊日本庭園をゆく 15 奈良の名園』pp.20 - 24</ref>
 
=== 奥院 ===