「航空図」の版間の差分

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== 概要 ==
航空図には、航空機の運航計画や運航中の針路把握など航空機運用の際に必要となる、以下のような[[地理情報]]やその他の必要な情報を掲載している。
 
*[[飛行場]]に関する情報(標高、滑走路長、進入路、照明や舗装の有無など)
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航空図も[[海図]]同様に、安全な航行のための情報更新が頻繁になされている。
 
また法的に「飛行の区間、飛行の方式その他飛行の特性に応じて適切な航空図」は航空機に備え付けなければならない書類の一つである<ref>航空法第五十九条・航空法施行規則第百四十四条の二</ref>。
 
== 図法 ==
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公益法人や民間での航空図刊行も多く、日本の[[日本航空機操縦士協会]]、アメリカの[[:en:Jeppesen]]などがある。
特にボーイングの配下にあるJeppesen 社(米国)が全世界の航空情報を集約し独自に航空図を編集・出版して実際の民間の航空会社に有料で提供している。
こうした民間の作成する航空図はあくまで政府の定める航空図の参考図として定められていたが、現状では実際に民間の航空会社はJeppesenの「Air Manual」を航法上の航空図として利用しており、前述の法的に備え付けるべき書類(航空図)として認められている。
 
== 関連項目 ==
* [[航空]]
 
== 脚注 ==
<references/>
 
== 脚注・参考文献 ==
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「航空図のはなし(改訂版)」(成山堂書店)2009年 太田 弘
* 地図中心2011年3月号(財団法人日本地図センター)
 
<references/>
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[[Category:地図]]