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地層は、[[地殻変動]]などがあると傾くことがある。地層が傾いている場合、層理面と水平線の交線の方向を'''走向'''、層理面と水平面のなす角を'''傾斜'''と呼び、この2つを使って、傾いた地層の方位を表す。走行・傾斜は、[[断層]]や、[[不整合面]]など、地質学で扱われる様々な面の方向を表すのにも用いられる。
 
[[File:Strata-french-alps.jpg|right|thumb|180px|]]
地層に大きな力がかかったりすると、地層が曲がってしまうことがある。これを'''[[褶曲]]'''と呼ぶ。上に凸の部分を[[背斜]]、下に凸の部分を[[向斜]]と呼ぶ。また、曲がらずに、ある平面を境にしてずれることもある。これを'''[[断層]]'''と呼ぶ。地層が激しく褶曲した場合でも、地層が低角度の断層を伴ってずれ、ちぎれることがある。[[石油]]は、地層が背斜構造を示し[[ロックキャップ]]となっている部分に溜まっていることが多い。