「櫻井澄夫」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
編集の要約なし
1行目:
'''櫻井 澄夫'''(さくらい すみお、桜井澄夫とも書く。[[1948年]] - )は文化史研究家、地名研究家、[[毛沢東]]バッジ研究家、[[ペイメントシステム]]、[[貨幣制度]]、[[クレジットカード]]研究家、クレジットシステム、海外関連業務コンサルタント。横浜地方史、日中関係史、都市比較論研究家。寄稿家。[[東京]]生まれ。[[神奈川県]][[横浜市]]在住。[[慶應義塾大学]]文学部史学科卒業。
飛鳥田一雄(元横浜市長)、鳴海正泰、松沢常男に続く、横浜地名研究会4代目会長。地名関係の各種講演、地方自治体の研修講師、大学(中国の南京大学地名専修課程)の特別講師を務め、また長く大手銀行系クレジットカード関連企業に勤務して、国内、アメリカ、香港、中国などに駐在し、この方面での業務企画、営業、海外展開、現地営業、広告宣伝などの専門家として勤務し、国の内外で、クレジットカード・ペイメントカード関連の各種大会や行事、セミナーでの講演などを行っている。豊富なカードやペイメントシステムの実務経験に基礎を置く、世界のペイメントカードの歴史研究と19世紀から現在に至る関連資料の収集、ペイメントカード分野での執筆活動は業界内では特によく知られている。
 
== 概要 ==
15行目:
日本の金融関係誌への長期連載(継続中)や、現代の消費者ペイメントシステムについての研究・レポート、中国の経済紙への連載など、外国経験を生かした活動を行い、過去から現代、未来への消費者のペイメントシステム全体の歴史や将来についての貨幣変遷理論をも研究、論文を発表している。
19世紀末に「Credit Card」という言葉を世に広めたといわれる、啓蒙思想家のエドワード・ベラミーの研究も行っており、金融界にベラミーの紹介をしている。
また、最近は、国会などで問題になっている生活保護世帯への保護費給付の方法についても、現金ではなくカードを使用して支給すべきとの意見を発表し、アメリカのようなカード先進国において、なぜEBTカード(生活保護世帯への食料品等の購入用のカード)などのように、多くの分野でペイメントカード化が進んでいるのかを、歴史資料、及び具体的な内容を示して説明し、同時に日本社会のペイメントカード化は、単なる外国からの借り物であってはならず、歴史や習慣にのっとった社会的、制度的な基盤が必要で、かつ、このままではガラパゴス化した日本のような社会では健全なクレジットカード制度の発展や、貸金業を含めた消費者信用業務の普及・進歩は難しいと、これまでの政府機関や政治家、業界関係者に対し、批判的な立場に立って、彼我の「発展過程」をもっとよく学び、新たな業務の日本的な発展や創出に努めるべきと主張している。最近はBitcoinなどいわゆる仮想{暗号}通貨とペイメントシステムについての研究と評論活動を行っている。
 
2012年に東京で、個人の収集した、150年あまり前からの世界のクレジットカード(ペイメントカード)数百点の特別展示を行っている。これはこの種の展示としては、本邦初めてのことである。