「ロシュミット数」の版間の差分
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'''ロシュミット数'''（{{lang-en-short|Loschmidt's constant (number)}}, 記号:''n''<sub>0</sub> , ''N''<sub>L</sub>）は、0[[セルシウス度|℃]]、1[[気圧]]の単位[[体積]]の[[理想気体]]に含まれる[[分子]]数である。
1[[モル]]に含まれる分子数を表す[[アボガドロ定数]] ''N''<sub>A</sub> を、理想気体の[[モル体積]]''V''<sub>m</sub><ref>[http://physics.nist.gov/cgi-bin/cuu/Value?mvolstd molar volume of ideal gas]</ref>で除して求めることができ、その値は、0℃（正確には、273.15K）、1気圧（正確には、101.325kPa）において、{{Indent|
{{Math| ''n''{{sub|0}} {{=}} ''N''{{sub|A}} / ''V''{{sub|m}} {{=}} {{Val|2.6867811|(15)|e=25|u=m{{sup-|3}}}}}}
}}である（2014年[[CODATA]]推奨値<ref>[http://physics.nist.gov/cgi-bin/cuu/Value?n0std Loschmidt constant]</ref>。括弧内は[[標準不確かさ]]）。
気体中の分子数は[[1865年]]に[[ヨハン・ロシュミット]]により気体の熱伝導を用いてこの形で求められた。しかし、科学分野の発展と共に、定義が明確なアボガドロ定数の方がより基本的な定数として採用されている。
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