「懐中電灯」の版間の差分

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電池を用いた懐中電灯の場合、その能力を正しく発揮するため、その機種に適した電池を使用する必要がある。
 
長期保管を前提とした常備灯などでは[[マンガン乾電池]]、高光量を求めたものは[[アルカリマンガン乾電池|アルカリ乾電池]]での使用を想定して設計されたものが多い。近年は[[エネループ]]の普及により、[[ニッケル・水素充電池]](Ni-MH)に対応した新製品も多い。
 
[[ニッケル・カドミウム蓄電池|ニカド電池]](Ni-Cd)[[ニッケル水素電池]](Ni-MH)は電圧が低いため、アルカリ乾電池やマンガン乾電池の代わりに用いた場合は十分な光量が得られない場合がある。かつて販売されていた[[オキシライド乾電池]]は電圧が高いため、短時間で電球のフィラメントを焼き切ってしまう危険性がある(注意書によると、実験ではフィラメントの高熱で豆電球が溶けた例もある)。そのため、オキシライド乾電池の製造元である松下電器産業(現:[[パナソニック]])では、豆電球を使った機器に使用しないよう呼びかけている。
 
電池の液漏れによる腐食を防ぐため、長期間使用しない場合は電池を外しておくことが望ましい。常備灯にあっては、定期的な点検を心がけたい。なお、[[リチウム電池]](一次電池)を利用するタイプには長期間放置しても大丈夫なタイプもある。