「検定統計量」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
Kkddkkdd (会話 | 投稿記録)
Kkddkkdd (会話 | 投稿記録)
2行目:
 
==検定統計量の利用==
統計学的[[仮説検定]]においては、[[標本]][[データ]]から計算される定められた検定統計量<ref>[[母集団]]としてある[[確率分布]]を仮定すれば、統計量が従う確率分布が定まる。</ref>の値が予め決めた有意水準より小さいならば帰無仮説を棄却する検定を行う。
<!-- すなわち、<!--[[標本]][[データ]]から一定の[[アルゴリズム]]に従って算出される量を一般に統計量というが、-->[[母集団]]としてある[[確率分布]]を仮定(仮説)しておけばそれ[[標本]][[データ]]からある統計量を求めたとすができ、これも特定の確率分布に従うことになる。その仮説に応じて従うべき分布と実際に算出された統計量の値とを比較し、確率変数がその値(またはより極端な値)となる[[確率]]が、予め決めた小さい値(有意水準)よりさらに小さくなるならば、仮説は「ありそうもないこと」として棄却される。-->
 
すなわち、<!--[[標本]][[データ]]から一定の[[アルゴリズム]]に従って算出される量を一般に統計量というが、-->[[母集団]]としてある[[確率分布]]を仮定(仮説)しておけば、それからある統計量を求めることができ、これも特定の確率分布に従うことになる。その分布と実際に算出された統計量の値とを比較し、確率変数がその値(またはより極端な値)となる[[確率]]が、予め決めた小さい値(有意水準)よりさらに小さくなるならば、仮説は「ありそうもないこと」として棄却される。
 
[[パラメトリック]]統計学における仮説検定は、[[尤度比検定|尤度比]]が最小[[十分統計量]]となるので、これに沿って理論的枠組みが与えられる。