「レビー小体型認知症」の版間の差分

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m Traial Making Test を Trail Making Test に改め、英語版へのリンクを張った。 また、Stroop Test に英語版 Stroop effect へのリンクを張った。
m →‎中核症状: 「ミオクローヌス」にリンクを張った。
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;パーキンソン症候群
[[パーキンソン症候群]]はDLBの中核症状のひとつであり診断の時点で25~50%に認められるとされている。DLBに必須ではなくほとんどみられない場合もある。パーキンソン症候群が初発のDLBの場合はPDと同様に初期から安静時振戦が認められる典型的な経過をとることが多い。寡動や対称性の筋固縮が主体で、振戦がみられても安静時振戦は目立たず動作時振戦や[[ミオクローヌス]]が時に認められるような例もある。進行すると姿勢反射障害や歩行障害が出現し、注意障害とあいまって転倒事故などの危険性が増加する。末期になって四肢、体幹の筋固縮が急速に進行する例や垂直性の[[眼球運動障害]]を認めることがあり[[進行性核上性麻痺]]との鑑別が問題になることもある。認知機能障害が専攻する新皮質型では初期は下肢の脱力と易転倒性がみられる程度で進行しても寡動と筋固縮のみで安静時振戦は末期まで認められないことも多い。
 
=== 示唆症状 ===