「レビー小体型認知症」の版間の差分

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m →‎神経心理学的検査: MMSE に「ミニメンタルステート検査」へのリンクを張った。
m →‎認知機能障害への治療: コリンエステラーゼ阻害、NMDA受容体、錐体外路症状、メマンチン、マイネルト基底核、RCT にリンクを張った。
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== 治療 ==
=== 認知機能障害への治療 ===
認知機能障害に対しては[[コリンエステラーゼ阻害薬]][[NMDA受容体]]拮抗薬が用いられる。DLB脳ではアセチルコリン神経の起始核である[[マイネルト基底核]]で神経脱落がADよりも高度であり、病態生理上もコリンエステラーゼ阻害薬はDLBの認知機能障害への効果が期待できる。コリンエステラーゼ阻害薬では徐脈、嘔気、食思不振などの副作用が報告されているがパーキンソニズムの増悪はほとんど認められない。DLBではコリンエステラーゼ阻害薬に対しても[[錐体外路症状]]や自律神経症状、精神症状の増悪など過敏性が生じる例もあるが、このような例は少なくADと同様の投与方法で問題はないと考えられている。またNMDA受容体拮抗薬も[[メマンチン]][[ランダム化比較試験|RCT]]が行われており有効という結果が出ている。
 
=== BPSDの治療 ===