「満月」の版間の差分

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地球を周回する月の[[公転]]軌道が[[楕円]]のため地球と月の距離は変化しているが、中でも地球に最も近づいたとき([[近地点]])に満月または[[新月]]を迎えることを「'''スーパームーン'''」([[:en:Supermoon|Supermoon]])と呼ぶ。満月の場合、[[天文学]]界では「'''ペリジー・フル・ムーン'''」(Perigee full moon、近地点の満月)とも呼称される<ref name="natiogeo140808">[http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20140808002 日曜夜にエクストラ・スーパームーン](ナショナルジオグラフィック公式日本語サイト:ニュース 2014年8月8日)</ref>。以下、本節では満月時について解説する。
 
およそ1年に1回のペースで見られるが、年に数回観測できる年もある。また、特に最接近して近地点から前後1時間以内に満月または新月を迎えることを「'''エクストリーム・スーパームーン'''」(Extreme Supermoon)<ref group="注">「'''エクストラ・スーパームーン'''」(Extra Supermoon)とも。</ref>と呼ぶ場合があり、このような満月はおよそ18年に1度の割合で観測できる([[1950年]]以降では、[[1955年]]、[[1974年]]、[[1992年]]、[[2011年]]、[[2014年]]<ref name="natiogeo140808"/><ref name="karapaia140810">[http://karapaia.livedoor.biz/archives/52170231.html 今年最大のエクストラ・スーパームーン 世界のスーパームーンを見ておこう](カラパイア 2014年8月10日)</ref>が該当する)<!--<ref>[http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2876228/8898640?ctm_campaign=txt_topics 「スーパームーン」、世界各地で観測](AFPBB News 2012年5月6日)</ref><ref name="karapaia120502">[http://karapaia.livedoor.biz/archives/52081326.html 今年も再びやってくる、月が地球に大接近する「スーパームーン」は5月5日到来](カラパイア 2012年5月2日)</ref>--><ref name="kotobank-supermoon">[http://kotobank.jp/word/%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%83%BC%E3%83%B3 知恵蔵2013の解説:スーパームーン](コトバンク)</ref><ref>[http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/272763/m0u/ エクストラスーパームーン]([[小学館]]『[[デジタル大辞泉]]』/[[goo]] 国語辞書)</ref>。2011年のスーパームーン(地球から月までの距離:35万6577km)では、地球から最も遠い距離(遠地点・同約41万km)にあるときの満月と比較して14%大きく見え、30%程明るく観測された([[アメリカ航空宇宙局|NASA]])<ref name="kotobank-supermoon"/>。
 
元々は[[占星術]]の概念というのは、誤った概念である。少なくとも「[[黄道12宮]]と[[10惑星]]」を基本とする古典西洋占星術に於いて「スーパームーン」の概念はない。ただし、昨今占術師たちによって古典西洋占星術をベースとして編み出されているオリジナル占法については、この限りではない。スーパームーンの時には大規模な[[自然災害]]や社会的な暴動など不吉なことが起こると一部で騒がれているが、実際には潮位の[[潮汐|干満]]差が少し大きくなる程度で、これらの関連付けは科学的根拠がないものである<ref name="karapaia120502" /><ref name="kotobank-supermoon" />。ただし、深さ40km以内の比較的浅い地点で起こる[[地震]]については、月の[[引力]]により[[断層]]にかかる力が大きくなればなるほど地震が発生しやすくなるという学説もある<ref>月の引力が地震を誘発、日本の研究員ら米科学誌に発表(読売新聞 2004年10月22日)</ref><ref>米科学誌[[サイエンス]]電子版 2004年10月22日、[[防災科学技術研究所]]田中佐千子ら・米[[カリフォルニア大学ロサンゼルス校]]</ref>。
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