「アビー・ホフマン」の版間の差分

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[[ユダヤ人]]の家庭に生まれたホフマンは[[マサチューセッツ州]][[ウースター_(マサチューセッツ州)|ウースター]]で成長し、[[ブランダイス大学]]で[[ヘルベルト・マルクーゼ]]の影響を受け、政治活動家となる。
 
1968年8月に[[イリノイ州]][[シカゴ]]で行われた[[民主党 (アメリカ)|民主党]]全国大会において、ホフマンは[[ベトナム戦争|ベトナム]]反戦デモを行いその共謀の罪で逮捕された。ホフマンを含む逮捕・起訴された七人は[[シカゴ・セブン]]と呼ばれ、その中にはジェリー・ルービンや後のカリフォルニア州議会議員トム・ヘイデンが含まれた。ホフマンの法廷でのおどけた仕草はしばしば新聞の一面を飾った。ある時、被告のホフマンとルービンは法衣を着て裁判に出廷した。またある時は目撃証言者として、指を与える彼の手で立てながら真実証言を誓うと宣誓した。結局判決は無罪となり、ホフマンは裁判官に[[LSD (薬物)|LSD]]を試すことを提案し勧め、彼の知る[[フロリダ]]のディーラーを紹介することを申し出た。
 
1969年の[[ウッドストック・フェスティバル]]でホフマンは、[[ホワイトパンサー党]]の[[ジョン・シンクレア]]の刑務所収監に対する抗議スピーチを行おうとして、[[ザ・フー]]のステージを中断させた。彼はマイクをつかみ「これはくそったれの集まりだ!。こうしている間にもジョン・シンクレアは刑務所でくさっている!」と言った。フーのギタリスト、[[ピート・タウンゼント]]は「畜生降りろ!、俺の糞ったれステージから離れやがれ降りろ!」と叫んだ。そして、舞台裏でホフマンをギターで殴った。タウンゼントは後にシンクレアの収監に対して実際にはホフマンと意見が一致していたと語っている。しかし当時の出来事は現在も不名誉に語られる。
 
アビー・ホフマンは何冊かの本を出版している。『Steal This Book』([[この本を盗め]])、『Fuck the System』、『Revolution for the Hell of It』、『Woodstock Nation』が代表作としてあげられる。彼の自叙伝は1980年に出版された『Soon to Be a Major Motion Picture』、そして最後の本は死の二年前に出版された『Steal This Urine Test』である。彼の生涯は映画「Steal This Movie」で映像化された。