「アスパラガス」の版間の差分
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m 恐らくポルトガル語だと思うのですけれども、私には片仮名転記できませんでした。英語版Espargosの2014年3月19日18時13分の版を利用して加筆。 |
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| name=アスパラガス(生)
| water =93.22 g| kJ =85| protein =2.2 g| fat =0.12 g| carbs =3.88 g| fiber =2.1 g| sugars =1.88 g| calcium_mg =24| iron_mg =2.14| magnesium_mg =14| phosphorus_mg =52| potassium_mg =202| sodium_mg =2| zinc_mg =0.54| manganese_mg =0.158| selenium_μg =2.3| vitC_mg =5.6| thiamin_mg =0.143| riboflavin_mg =0.141| niacin_mg =0.978| pantothenic_mg =0.274| vitB6_mg=0.091| folate_ug =52| choline_mg =16| vitB12_ug =0| vitA_ug =38| betacarotene_ug =449| lutein_ug =710| vitE_mg =1.13| vitD_iu =0| vitK_ug =41.6| satfat =0.04 g| monofat =0 g| polyfat =0.05 g| tryptophan =0.027 g| threonine =0.084 g| isoleucine =0.075 g| leucine =0.128 g| lysine =0.104 g| methionine =0.031 g| cystine =0.031 g| phenylalanine =0.075 g| tyrosine =0.052 g| valine =0.115 g| arginine =0.091 g| histidine =0.049 g| alanine =0.115 g| aspartic acid =0.508 g| glutamic acid =0.233 g| glycine =0.093 g| proline =0.071 g| serine =0.106 g| right=1 | source_usda=1 }}
'''アスパラガス'''(''Asparagus'' spp.)とは、[[被子植物]]の中の[[単子葉植物]]に属する多年生草本植物である。[[クロンキスト体系]]では[[ユリ科]]に含めているが[[分子系統学]]による[[APG植物分類体系]]では[[キジカクシ科]]に属し、[[雌雄同体|雌雄異株]]である。
[[葉]]のように見えるものは実際は極端にほそく細かく分枝した[[茎]]であり、本来の葉は鱗片状に退化している。
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本州中部では4月下旬頃から6月にかけて若芽が成長し低温期は1日1回、高温期は1日2回収穫する。長さが25cmくらいに伸びた柔らかい[[茎]]を食用とする。土寄せして軟白栽培した白いものを'''ホワイトアスパラガス'''(白アスパラ)といい、それに対して土寄せせずに普通に育てた緑色のものは'''グリーンアスパラガス'''という。近年、[[アントシアニン]]色素の多い'''紫色品種のアスパラガス'''が登場したが加熱すると紫色は失われグリーンアスパラガスと変わらない外見になる。ホワイトアスパラガスの栽培では日光を遮断するために、土を被せてアスパラガスを覆ってしまう方法のほか、鉄道などの廃トンネルを利用した栽培も行われている。いずれも家庭菜園でも容易に栽培可能。
雌雄異株であり雄株のほうが勢いが強く収穫量も多いが1年生株の促成栽培では雌株の方が茎径が太く、成育が旺盛である<ref>{{Cite journal|和書|author=小泉丈晴 |author2=剣持伊佐男 |author3=町田安雄 |title=アスパラガス1年生株の生育と促成栽培での収量・品質の雌雄間差(栽培管理・作型) |date=2003-12-15 |publisher=園芸学会 |journal=園芸学研究 |volume=2 |number=4 |naid=110001803344 |pages=275-278 |ref=harv}}</ref>。しかし外見では見分けられないので、花が咲くまで待たなければならない。翌年の良質な芽の発生のためには、収穫しすぎない事と夏に茎が倒れずに
繁殖は[[実生]]による。4月から5月にかけてが蒔き時であるが、収穫できる株に仕上げるまでに2
[[アレロパシー]]作用があり、[[連作|連作障害]]が起きる<ref>{{Cite journal|和書|author=元木悟 |author2=西原英治 |author3=北澤裕明 |author4=平舘俊太郎 |author5=篠原温 |title=沖積土壌におけるアスパラガスの連作障害に対するアレロパシーの関与(栽培管理・作型) |date=2006-12-15 |publisher=園芸学会 |journal=園芸学研究 |volume=5 |number=4 |naid=110005716737 |pages=431-436 |ref=harv}}</ref><ref>{{Cite journal|和書|author=元木悟 |author2=西原英治 |author3=平舘俊太郎 |author4=藤井義晴 |author5=篠原温 |title=アスパラガスのアレロパシーに関する研究 : (第10報)アスパラガス連作障害における活性炭を利用したアレロパシー回避技術の確立 |date=2006-09-23 |journal=園芸学会雑誌. 別冊, 園芸学会大会研究発表 |volume=75 |number=2 |naid=10019588261 |url=http://aspara.ac.affrc.go.jp/JMEETING06A2.htm |ref=harv}}</ref>。
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== 調理と保存 ==
[[File:Spargel Tucherhof.JPG|thumb|right|250px|バターとレモンとアスパラガス]]
[[ドイツ]]や[[オーストリア]]では白アスパラはSpargel(シュパーゲル)と呼ばれ、日本での[[筍]]のように、[[春]]から初夏にかけての味覚として珍重されている。一般的な食べ方は、茹でた白アスパラガスに溶かし[[バター]]や[[オランデーズソース]]をかける。ハムやジャガイモを付け合わせにしたり、逆に肉料理の付け合せにする場合もある<ref>カルカ 麻美「[http://allabout.co.jp/gm/gc/65402/ 春の味覚シュパーゲル(白アスパラガス)]」[[All About]]、2006年04月19日。 2015年6月19日閲覧。</ref>。
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ファイル:Asparagus Fruits.jpg|アスパラガスの実
</gallery>
== 雑学 ==
[[カーボベルデ]]北部、[[バルラヴェント諸島]]東部を構成している[[サル島]]には、アスパラガスを意味する名称を持つ都市「[[:en:Espargos]]」が存在する。
== 脚注 ==
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