「ホトトギス」の版間の差分

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== 天下人とホトトギスの喩え ==
三人の天下人の性格を、鳴かないホトトギスを三人の天下人がどうするという題材性格を後世の人が言い表している(それぞれ本人が実際に詠んだ句ではない)。これらの[[川柳]]は江戸時代後期の[[平戸藩]]主・[[松浦清]]の[[随筆]]『[[甲子夜話]]』に見える([[q:時鳥#川柳]])() 。

以下「 」内に引用とその解釈を記す
 
* 「なかぬなら殺してしまへ時鳥 織田右府」([[織田信長]])
** この句は、織田信長の短気さと気難しさを表現している。
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** この句は、豊臣秀吉の好奇心旺盛なひとたらしぶりを表現している。
* 「なかぬなら鳴まで待よ郭公 大權現様」([[徳川家康]])
** この句は、徳川家康の忍耐強さを表している<ref group="注">ちなみに、家康の句にある郭公(ホトトギス)とは[[前田利家]]のことを指していると考える説もある(家康は利家が死ぬのを待っていたとする説がある。</ref>
* 「鳴け聞こう我が領分のホトトギス([[加藤清正]])
** この句は、加藤清正の配慮を表している。
<!-- *鳴かぬなら自分が鳴かふ時鳥 [[明智光秀]] -->
なお、松下電器(現:[[パナソニック]])の創業者である[[松下幸之助]]は生前、これらの句に対して「鳴かぬなら それもまた良し ホトトギス」と詠んだことで知られる<ref group="注">織田信長の七男・[[織田信高]]の系統の旗本織田家の[[末裔]]であると言われている[[フィギュアスケート]]選手の[[織田信成 (フィギュアスケート選手)|織田信成]]も、テレビ番組のインタビューにおいて、信長を詠んだ句への返句として「鳴かぬなら それでいいじゃん ホトトギス」と、松下と同じような句を詠んで話題なった。</ref>
 
== 切手 ==