「アルノルト・ベックリン」の版間の差分

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『死の島』は暗い空の下、墓地のある小さな孤島をめざし、白い棺を乗せた小舟が静かに進んでいくさまを描いた神秘的な作品である。彼自身、このモチーフに魅せられていたようで、その生涯にこの題材で5点の作品を残している(うち4点が現存)。この作品に見られるように、写実的で緻密な描法と、画面にただよう神秘的・幻想的な雰囲気がベックリンの特色である。20世紀の[[シュルレアリスム]]絵画にも大きな影響を与えた。
 
第一次世界大戦後のドイツでは、非常に人気があり、一般家庭の多くの家に、[[複製画]]が飾られていた。中でも代表作の『死の島』は特に人気が高かったと言われ、複製画の他にポストカードの題材としても盛んに使用された。また『死の島』を真似て描く画家も現れた。
 
[[アドルフ・ヒトラー]]も彼の作品を好み、収集していた(代表作である『死の島』の第3作を始め、11点所有していたと言われる)。