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[[ロカビリー]]歌手・'''柚木公一'''としてデビュー、当時のバックバンドはザ・ヴァン・ドッグスである。[[飯田久彦]]、高松秀晴とともに「スリービート」と呼ばれた。[[1960年]](昭和35年)、第11回「[[日劇ウエスタンカーニバル]]」に出演している。当時の代表曲は[[アッカー・ビルク]]の[[カバー|カヴァー]]で『白い渚のブルース』。
 
その後、作曲家に転向した。矢吹健は、藤本に師事し、[[1968年]](昭和43年)、藤本の楽曲『[[あなたのブルース]]』で歌手デビュー、同年末『[[日本レコード大賞]]』新人賞を獲得した。ほか[[勝彩也]]、佐久間浩二も藤本門下であった。
 
独特の世界観を持つ歌詞や、ロックなどに裏打ちされたメロディ・アレンジを評し、[[根本敬]]らの「[[幻の名盤解放同盟]]」は、[[リヒャルト・ワーグナー]]に比し、「'''夜のワーグナー'''」と呼ばれ特別な賞賛を受け<ref>[[#外部リンク]]内の[[Yahoo! JAPAN|Yahoo! ミュージック]]「幻の名盤解放歌集」各リンク先の記述を参照。</ref>、一部に強烈な支持を持つ。
 
作家的ピークは[[1960年代]] - [[1970年代]]であった。詞・曲・アレンジ、いずれも極端に個性の強い作風ではあるが、「あなたのブルース」「愛の旅路を」のほか、[[山口洋子]]とコンビを組んだ「[[うしろ姿 (矢吹健の曲)|うしろ姿]]」、「[[待っている女]]」などがヒットしている。
 
[[1996年]](平成8年)[[7月25日]]、自らが歌うアルバム『相棒』をリリースしている。また、[[1997年]](平成9年)[[10月22日]]発売の立花ハジメとLow Powersのアルバム『Low Powers』に収録された楽曲『泣いてどうなる!?』では、『相棒Part7 女たちよ』(『相棒』収録曲)の歌詞を引用・補作されている(クレジットは、Words:藤本卓也・[[高木完]]・[[立花ハジメ]])。<ref> 『Low Powers』に明記された一文を参照。</ref>
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* 平川幸夫『泣かせる東京』(1967年)
* 佐々木早苗『最後の人』(1968年)
* [[矢吹健]]『[[あなたのブルース]]』(1968年) - オリコン最高位27位、[[第10回日本レコード大賞]]新人賞受賞曲
* 矢吹健『真っ赤な夜のブルース』(1968年)
* 矢吹健『[[うしろ姿 (矢吹健の曲)|うしろ姿]]』 (作詞:[[山口洋子]]、1969年)
* 市川好朗『淋しくないかい』『忘れさせて』(1969年)
* [[ボビー・ソロ]]『さよなら恋人』(1969年)