「人文主義者」の版間の差分

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== 概要 ==
人文主義者は古代ギリシア・ローマの古典を学ぶことによって人格形成を目指した。古典の人文学研究(Studia humanitatis)は[[ペトラルカ]]に始まる。人文主義者の父と呼ばれるペトラルカは、人間を[[学問]]の中心にすえて、本来相容れない古典文化と[[キリスト教]]を折衷した。<ref>澤井繁男『イタリア・ルネサンス』講談社現代新書P83 
 
中世の[[スコラ学]]が[[神学]]的な概念中心の学問であり、神学や[[法学]]等の諸学問における研究・議論が枝葉末節に陥り、その本質から逸脱することが見られたのに対し、人文主義者は古典研究を通して、神や人間の本質・本道の理解と実践に立ち返ることを求め、より自由な思考ができた点に特色がある。