「イギリス軍」の版間の差分

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イギリスは先進的技術を持つ非常に強力な包括的軍事力を世界中に配備している。国防省の公開しているデータによると、イギリス軍の部隊数は世界で28番目であるのに対し、イギリスの軍事費は世界で2位となっており、工学など軍事科学の分野に多くの資金が投じられている<ref>{{Cite web | url = http://www.mod.uk/DefenceInternet/AboutDefence/Organisation/KeyFactsAboutDefence/DefenceSpending.htm | title = Defence Spending, www.mod.uk | publisher = MOD | language = 英語 | accessdate = 2009-03-02}}</ref>。
 
しかしそれらによって獲得したイギリス軍の幅広い能力に反し、近年の国防政策いかなる規模の活動であろうと諸国連合軍や多国籍軍の一部として従事するいう想定が方針化している。実際にも、戦後のイギリスが単独で行った大規模な作戦行動は、自国の領土が直接侵攻を受けたことで開戦した[[1982年]]の[[フォークランド戦争]]くらいのものである。[[ボスニア紛争|ボスニア戦争]]、[[コソボ紛争|コソボ戦争]]、[[アフガニスタン紛争 (2001年-)|アフガニスタン侵攻]]、[[イラク戦争]]など連合軍での作戦行動がほとんど慣例となりつつある。防衛政策も[[1998年]]に[[国防戦略見直し]] (SDR; [[:en:Strategic Defence Review|Strategic Defence Review]]) を発表し、この計画に基づいた戦力の保持を行っている。
 
海外展開能力の強化や即応性の向上などに注力し、量的な軍隊からコンパクトで機能的な軍隊への転換と保持に努めるようになっており、1つの大規模作戦と2つの中規模作戦への参加を同時に行える程度の能力を目標として整備された。総国防支出も冷戦終了後の対GDP([[国内総生産]]) 比率4.4%と比較して、現在は2.2%程度の計上に減じている<ref>[http://www.hatareview.org/ardy.html NATO Military Expenditure In The Post Cold War Era], www.hatareview.org {{En icon}}</ref>。
 
=== イギリス軍が駐留している国 ===