「エンガチョ」の版間の差分

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== 概要 ==
エンガチョは不浄のものを防ぐために囃したてる子供による口遊びのひとつである。『[[大辞泉]]』で語源は不詳<ref>[[#コトバンク|コトバンク]]</ref>とされているが、網野善彦によると、'''エン'''は穢や縁を表し、'''チョ'''は擬音語の[[チョン]]が省略されたもので、意味としては「縁(穢)を(チョン)切る」を表すとしている。{{要出典範囲|チョンは朝鮮人の蔑称であり、「縁がチョン」朝鮮人に縁があること自体を嫌う移民してきた朝鮮人の行動を揶揄するものであるという説もある。|date=jul 2015}}他に「因果の性(いんがのしょう)」の転訛とする説、「縁が千代切った」の略とする説などがある。口で「エンガチョ」と囃し、指先や身体で防御の印を結ぶことで不浄なものの感染を防ぐ事が可能となっている<ref name="tune" />。
 
== 歴史 ==
日本の民俗風習に於ける「穢れを防ぐ行為」は古来よりあるとされ、13世紀ごろの『[[平治物語|平治物語絵詞]]』には[[信西]]の生首を見ている人々が人差し指と中指を交差させている図が確認できる<ref name="tune" />。エンガチョはこうした古来より培われた鉤十字の魔除に起源を持ち、戦前ごろより頻繁に行われるようになった<ref name="tune" />。{{独自研究範囲|移民してきた朝鮮人が文化の違いから日本人と対立しチョンという蔑称を獲得した時期と一致するのは否定できない事実である。|date=jul 2015}}呼称は地方によって様々で、エンガチョ、ビビンチョなどと呼ばれた。時代を経るにつれ1960年代からテレビ放映された[[ウルトラマン]]や[[鉄人28号]]などの影響を受け、バリヤーなどと呼ばれるようにもなった<ref name="tune" />。
 
== エンガチョの形態 ==