「セーファーセックス」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
誤字の修正
編集の要約なし
5行目:
 
== 日本におけるセーファーセックスの現状 ==
[[日本]]において、セーファーセックスは未だ十分に普及し、意識されているとは言い切れず、また実際の方法についての誤解も多い。
 
セーファーセックスが広がらない最も大きな理由は、「特定の相手としかセックスをしない自分が、性病などにかかるわけがない」という考えがあることだろう。確かに不特定多数の相手とリスクの高いセックスをしないことは、セーファーセックスのひとつ(後述)ではあるが、こうした「特定の相手」が性感染症ウィルスのキャリアー(保菌者)であることも十分考えられる。特にHIVについては、潜伏期が長いこと、母子感染という感染経路があることなどから、すぐには陽性キャリアーかどうかがわからない。
11行目:
 
そのほかにも、実際の性交に関する正しい情報提供の機会や[[性教育]]の機会が不足していること、性について相談できる相手や場所が少ないこと、「道具を使わない方が快感が強い」などの説があること、避妊とセーファーセックスを混同していることなどが挙げられるだろう。
 
 
== 具体的なセーファーセックス ==
21 ⟶ 20行目:
*[[女性器]]同士の接触の際、直接接触しないようにする。
*女性器への直接の[[オーラルセックス]]を行わない。
:上記の2つは、コンドームを切り開いたものや[[デンタルダム]]、[[食品用ラップフィルム]]などを使用するだけでリスクは低くなる。
::ただし[[避妊#殺精子剤|殺精子剤]]を使用しているコンドームを利用する場合、そちら側を舐めないこと。
 
34 ⟶ 33行目:
*性病等に関する検査および治療
:自分もパートナーも、性病等に関する適切な検査および治療を受ける。
::[[ウィンドウピリオド]]を避けるため、異性との交際を始めた時から最低でも1カ月は性交渉を行わない。
::性交渉に至る前に、お互いがキャリアでないことを確認するため、性病等検査を受ける。