「ダブルスタックカー」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし |
→歴史: 仮リンク |
||
12行目:
== 歴史 ==
ダブルスタックカー（ウェルカー）のアイデアは、[[1977年]]に大手[[コンテナ船]]海運会社[[シーランド (海運業者)|シーランド]]([[:en:Sea-Land Service|Sea-Land Service]])の創始者[[マルコム・マクリーン]]([[:en:Malcom McLean|Malcom McLean]])と、[[サザン・パシフィック鉄道]]（SP）が考案した<ref name=CudahyB-TRN-2006-Sep-Oct>Cudahy, Brian J., - [http://onlinepubs.trb.org/onlinepubs/trnews/trnews246.pdf "The Containership Revolution: Malcom McLean’s 1956 Innovation Goes Global"]. - ''TR News''. - (c/o National Academy of Sciences). - Number 246. - September-October 2006. - (Adobe Acrobat *.PDF document)</ref><ref>[http://www.uprr.com/aboutup/history/uprr-chr.shtml Chronological History] - Union Pacific Railroad Company</ref>。同年、サザン・パシフィックは鉄道車両製造会社[[アメリカン・カー・アンド・ファウンドリー]]（AC&F, American Car & Foundry Company）とともに最初のダブルスタックカーを設計している<ref>Kaminski, Edward S. (1999). - ''American Car & Foundry Company: A Centennial History, 1899–1999''. - Wilton, California: Signature Press. - ISBN 0963379100</ref><ref>[http://www.encyclopedia.com/doc/1G1-9055386.html "A new fleet shapes up. (High-Tech Railroading)"]. - ''Railway Age''. - (c/o HighBeam Research). - September 1, 1990</ref>。
ダブルスタックカーが鉄道業界やコンテナ運送業界の標準となるまでの歩みは遅かったが、[[1984年]]に大手海運会社[[アメリカンプレジデントラインズ|アメリカン・プレジデント・ラインズ]]がサザン・パシフィック鉄道との協力を開始し、同年に西海岸の[[ロサンゼルス]]港から東海岸の物流拠点[[ニュージャージー州]][[カーニー (ニュージャージー州)|サウスカーニー]]まですべてダブルスタックカーからなる貨物列車を運行させたことで一気に広がった。この列車はサザン・パシフィック鉄道と東海岸の[[コンレール]]にまたがって走っていた。東アジアからアメリカ合衆国への輸入が増えるにつれ、コンテナ船は[[パナマ運河]]を通れない[[パナマックス|超パナマックス船]]が主流となり、東アジアからの船が入港する西海岸のハブ港湾からアメリカ内陸部や東海岸へのコンテナ複合一貫輸送には、一気に大量のコンテナを運べるダブルスタックカーがフル活用されるようになった。
| |||