「週刊 赤川次郎」の版間の差分

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[[赤川次郎]]の短編集を[[オムニバス]]スタイルのドラマとして放送しているのが本作である。このドラマは『'''少年少女ドラマ'''』とあるように、子供から大人まで楽しめる構成となっている。また、オムニバスにすることでそれぞれの話をテンポよく進ませることができ、視聴者を飽きさせない展開になっていることも見逃せない要素となっている。
 
それぞれの物語は『幽霊屋敷の電話番』に登場する、アイドルの石川ひかり([[岩田さゆり]])と彼女のマネージャー・太田信一([[片桐仁]])と関係する人物と何らかの形で繋がりを持っており(つまりこれらの物語は同一世界){{要出典範囲|最終的には視聴者を驚かせるクライマックスが用意されているという|date=2015年9月}}
 
== 作品あらすじ・キャスト ==
売れない[[アイドル]]のひかりは、マネージャーの太田が取ってきたテレビの仕事で、ある屋敷の一室にいた。そこでひかりはたった一人で一晩を過ごすこととなるのだが、実は3年前に大学の学部長・梅津が妻子とともに一家心中した場所であった。その時、部屋の電話が鳴り出した。その電話の向こうにいたのは…?(第1 - 13話)
 
;石川 ひかり(18) - [[岩田さゆり]]
:演 - [[岩田さゆり]]
:デビュー2年目の[[アイドル]]で、[[ミステリー]]と関西弁を話す男性が好き。仕事で滞在した旧梅津邸で加代子からの電話を受け、彼女のために奔走する。シリーズ全体を通じてのヒロインを演じる。
;太田 信一(31) - [[片桐仁]]([[ラーメンズ]])
:演 - [[片桐仁]]([[ラーメンズ]])
:ひかりのマネージャー。東北出身で加藤とは大学時代からの友人。大学時代には[[与謝野晶子]]同好会に所属。ひかりが旧梅津邸で体験した出来事を初めは信じようとせず、加代子のために動くひかりに対し、協力を断る。しかし事件のことも、一人で奔走するひかりの様子も気になり出して、独自で調査を始め、ひかりに協力するようになる。
;梅津 始(46) - [[花ヶ前浩一]]
:演 - [[花ヶ前浩一]]
:明和医科大学の学部長。[[抗がん剤]]の開発では日本の権威だった。3年前、京子と加代子を道連れに一家心中。自身は服毒自殺している。
:梅津は以前から遊び人だと知っていた金沢と加代子の交際を反対していた。それを苦にして加代子が自殺したふりをしたが、元から心臓を患っていた梅津がそれを見て発作を起こしてしまい、発作を抑える常備薬だと思って加代子が飲ませた薬によって(実は金沢によって中身がすり替えられた研究室にある毒薬とは知らないまま)そのまま死を迎えた。
:原作では有名大学教授となっている。
;梅津 京子(44) - [[塚田美津代]]
:演 - [[塚田美津代]]
:梅津の妻。一家心中の際、ベッドに横たわったままカミソリで手首を切り出血多量で死亡。
;梅津 加代子(22) - [[松岡恵望子]]
:演 - [[松岡恵望子]]
:梅津の娘。一家心中の際、天井のはりに電話のコードをかけ、首吊り状態で死亡していた。仕事で旧梅津邸を訪れたひかりにあの世から電話をかけ、金沢への伝言を託した。
:好意を持っていた金沢との交際を梅津に反対されたことが原因で、金沢から狂言自殺の計画を持ちかけられた加代子は指示どおり自殺したふりをした。そしてそれを見て心臓発作を起こした梅津に、あわてて発作を抑える常備薬を飲ませるも、研究室にある毒薬と中身がすり替えられていることを知らない加代子は、自分のせいで父が亡くなったと思い、電話のコードを切って首を吊った。
;近藤 正治 - [[山根博]]
:演 - [[山根博]]
:明和医科大学で助手を務めている。ひかりの大ファンで、加代子からの伝言を金沢に伝えようとする彼女に積極的に協力。実は頭髪が薄く、普段は[[かつら (装身具)|かつら]]を着用。
;金沢 和生 - [[丸山智己]]
:演 - [[丸山智己]]
:明和医科大学で助手を務めている。交友関係が派手で、加代子とも生前交際していたが、学部長の娘・有希との結婚を控え、現在これまでに付き合ってきた女性との関係を清算中。またかつてはギャンブルで借金を抱えていたが、現在は高級外車を乗り回す生活。ひかりを「学のない三流タレント」と罵倒する。近藤とは友人関係。
:借金のあった金沢は梅津を妬む小栗学部長に買収されて殺人計画を立て、自分に好意を持っていた加代子の協力も仰ぎ狂言自殺を実行した。有希と婚約する前には、複数の女性との交際をしていた金沢だったが、彼が本当に愛していたのは加代子で、交際を反対していた梅津に認めてもらい、加代子と一緒に暮らすことを望んでいた。
;小栗学部長 - [[螢雪次朗]]
:演 - [[螢雪次朗]]
:明和医科大学学部長で有希の父。
:実は常に光の当たる存在だった梅津を妬んで死に追いやるために、加代子との交際を認めてもらいたかった金沢を利用し、彼に狂言自殺を指示した。
;小栗 有希 - [[松岡璃奈子]]
:演 - [[松岡璃奈子]]
:小栗学部長の娘。金沢と婚約中。
;ディレクター - 牧田侑士([[ヤニィーズ]])
;AD:演 - 大蔵省牧田侑士[[ヤニィーズ]]
:梅津一家が心中した部屋でひかりが一晩を過ごす番組企画を手がける。
;AD
;AD - 大蔵省(ヤニィーズ)
:演 - 大蔵省(ヤニィーズ)
;金沢の交際相手 - [[青木紀子]]
;刑事 - [[村瀬香奈]]
:演 - [[青木紀子]]
;刑事
;刑事:演 - [[村瀬香奈]]
:梅津一家心中事件を捜査していた刑事で、明和医科大学の清掃員になりすましたり、金沢のアパートやパーティー会場に潜伏していた。
;刑事 - [[木村卓矢]]
;その他:演 - [[竹下明希木村卓矢]]
;その他
:[[竹下明希]]
 
=== 美しい闇 ===
3か月前、トンネル内で殺人事件が発生。その現場を偶然通りかかった[[盲目]]の少女・礼美は視力回復の手術を翌日に控えていた。執刀医である黒田はそんな礼美の心の支えとなっていた。黒田の婚約者を名乗るインターンの京子は、二人の様子に嫉妬し、礼美に接近。一方、黒田の元には殺人事件を捜査している宇田刑事が現れた。殺人事件の真相はいかに?(第1 - 6話)
 
;丸山 礼美(18) - [[はねゆり]]
:演 - [[はねゆり]]
:トンネルで起きた殺人事件の現場に偶然居合わせた盲目の少女。両親とは幼い頃に事故で死別し、視力もその時に失った。ひかりの幼なじみ。
;黒田医師(27) - [[阿部進之介]]
:演 - [[阿部進之介]]
:礼美の視力回復手術を執刀することになっている。京子と婚約中で次期院長の座を狙っている。担当患者だった久子に弱みを握られ、彼女の存在が京子との結婚に邪魔となり殺害に至った。
;笹村 京子(20) - [[山下結穂]]
:演 - [[山下結穂]]
:笹村院長の娘で[[インターン]]をしている。原作では佐々木正江。
;中木 久子(26) - [[永井正子]]
:演 - [[永井正子]]
:[[キャバクラ]]に勤める[[ホステス]]。トンネル内で起こった殺人事件の被害者。
:原作では23歳で、職業は[[OL]]。
;浜上 一郎(28) - [[加藤裕人]]
:演 - [[加藤裕人]]
:殺人事件の容疑者の一人。銀行員で久子の勤めるキャバクラの常連客。
;吉永 信夫(40) - [[木村卓矢]]
:演 - [[木村卓矢]]
:殺人事件の容疑者の一人で、ギター教室の講師をしているが、久子のヒモ的存在。
;奥松 尚次(25) - [[山根博]]
:演 - [[山根博]]
:殺人事件の容疑者の一人でフリーター。久子とは別れと元鞘を繰り返す仲だったが、久子に暴力を振るっていた。
;宇田 - [[斎藤歩]]
:演 - [[斎藤歩]]
:殺人事件を捜査している刑事。
;笹村院長 - [[鹿内孝]]
:演 - [[鹿内孝]]
:黒田の勤務する病院の院長。京子の父。
:原作では佐々木院長。
;遊園地のスタッフ - [[小梅太夫]]
:演 - [[小梅太夫]]
:幽霊屋敷の前で呼び込みをしているが、なぜかネタをやる時の服装をしている。
;刑事 - [[谷中啓太]]
:演 - [[谷中啓太]]
;ホステス - [[くらなりん]]
;ホステス
;看護師 - [[安藤弘子]]
;ホステス:演 - [[くらなりん]]
;礼美が見た暗闇の亡霊 - [[樋口史]]、牧田侑士(ヤニィーズ)
;看護師
;その他 - [[鈴木佳奈]]、[[本多順子]]、村瀬香奈
;看護師:演 - [[安藤弘子]]
;礼美が見た暗闇の亡霊
;礼美が見た暗闇の亡霊:演 - [[樋口史]]、牧田侑士(ヤニィーズ)
;その他
;その他 - :[[鈴木佳奈]]、[[本多順子]]、村瀬香奈
 
=== 青春の決算 ===
安部の妻・靖代は自分がガンに侵され、あと一年の命だという宣告を受け、ショックのあまり倒れてしまう。自宅に戻った翌日、靖代は一人娘の絹江の制服を着て、安部と絹江の前に現れる。ガン告知のショックで精神が17歳に戻ってしまった靖代は、今が真夏であるにもかかわらず、「今日[[3月17日]]は私にとって忘れられない日になるの」と告げる。そして二人を振り切って家を飛び出した矢先、大富豪・宮島の乗った車にはねられてしまう。靖代の願いを叶えるため、宮島から贈られた一億円を使い、絹代は23年前のブラスバンド部卒業パーティーを再現させようと、当日参加した卒業生・在校生の協力を仰ぐことに。果たして当日一体何があったのか?(第7 - 13話)
 
;安部 絹江(17) - [[平田薫 (タレント)|平田薫]]
:演 - [[平田薫 (タレント)|平田薫]]
:安部と靖代の一人娘で、高校生。
;安部 紀之(41) - [[尾美としのり]]
:演 - [[尾美としのり]]
:ひかりが所属する芸能プロダクション・ABEプロダクションの社長。星雲高校在学時にブラスバンド部の後輩だった靖代と結婚。
;安部(森) 靖代(40) - [[南野陽子]]
:演 - [[南野陽子]]
:安部の妻。ガンで余命一年の宣告を受けたショックで倒れ、精神が17歳に戻ってしまう。
;沢井 弥江子(40) - [[池田昌子 (女優)|池田昌子]]
:演 - [[池田昌子 (女優)|池田昌子]]
:靖代の高校時代の親友。靖代が柳原に告白する場をセッティングするために、靖代が音楽準備室で待っていると書いたカードをつけ花束を渡した。その後音楽準備室に向かう途中で見かけた女性の人影を靖代と間違えた柳原は弥江子を抱きキスをした。それだけでなく、その時に柳原が靖代の名前を呼んだことが、ずっと弥江子の心の傷となっていた。
;柳原 卓也(41) - [[岡田浩暉]]
:演 - [[岡田浩暉]]
:靖代が高校時代に思いを寄せていたブラスバンド部の先輩。弥江子から渡された花束に靖代が音楽準備室で待っていると書かれたカードを見て音楽準備室に向かった。ところがその途中で見かけた弥江子の人影を靖代と見間違え、彼女を抱きしめキスをしてしまった。結局、靖代本人からはこの日告白されていなかった。
;黒川 太一郎(41) - [[天田暦]]
:演 - [[天田暦]]
:高校時代のブラスバンド部の先輩。柳原が靖代との待ち合わせ場所である音楽準備室に向かう時に落とした花束のカードを拾った黒川は、偶然柳原が弥江子を抱きしめているところを目撃してしまう。その後音楽準備室に向かった靖代の後をつけ、暗闇の中で自分を柳原だと思い込んでいた靖代にキスをした。しかしこの日自分のやったことがずっと気になっていて、それを償うつもりで再現パーティーに出席した。
;遠藤 啓吉 - [[矢部一男]]
:演 - [[矢部一男]]
:長年映画のセットを手がけてきた職人。宮島からの依頼で、星雲高校の木造校舎を再現した。
;田ノ倉 - [[水橋研二]]
:演 - [[水橋研二]]
:宮島の秘書。
;宮島 勉 - [[藤村俊二]]
:演 - [[藤村俊二]]
:大富豪。ふとしたことから興味を抱いた安部家に一億円を贈る。
;看護師 - [[水野以津美]]
:演 - [[水野以津美]]
 
=== 代筆 ===
とあるバーで、加藤は気になる相手からもらった[[恋文|ラブレター]]の返事をどうしようか悩んでいた。友人の太田に代筆を頼むも、いい返事をもらえずじまい。そんな加藤にバーのマスターがある男の話を始める。その男・行村は同じ会社で好意を寄せるOL・遥に送るラブレターの代筆を、同僚の啓子から紹介された代書人に依頼。初めは行村も大満足する内容が綴られていたが、何通も代筆を依頼するにつれ、次第に代書人の方が暴走し始めた。果たして行村と遥の恋の結末は?(第1 - 5話)
 
;加藤 祐一(31) - [[北原雅樹]]
:演 - [[北原雅樹]]
:サラリーマンで、太田とは大学時代からの友人。大学時代には[[円周率]]研究会に所属。バーでマスターから偶然ラブレターの代書人の話を耳にする。
;マスター(40) - [[嶋田久作]]
:演 - [[嶋田久作]]
:バーで加藤に代書人の話をする。
;行村 智史(27) - [[ヒライケンジ]]
:演 - [[ヒライケンジ]]
:情報管理部に勤務しているサラリーマン。代書人に遥へのラブレターの代筆を依頼。
;水沢 遥 - [[太田衣美|KANA]]
:演 - [[太田衣美|KANA]]
:行村と同じ会社に勤める[[OL]]。行村が自分に好意を寄せていることを知り、代書人センターのチラシを啓子の家のポストに入れ、行村に代書人のことを教えるよう仕向けた。そして行村から依頼されたラブレターを代筆していく中で、徐々に行村を自分好みの結婚相手に教育していった。
;波岡 啓子(27) - [[吉岡麻由子]]
:演 - [[吉岡麻由子]]
:行村と同じ会社に勤めるOL。遥のことで相談に乗り、代書人のことを行村に教える。
 
石川は社内の揉め事を穏便に解決し、会社を辞めようとする社員を一人でも多く出さないようにする目的で設けられた部署・総務部調整課で、日々たった一人で奔走していた。会社に異動を再三申し出ているものの、石川の希望は聞き入れられないままでいた。そんな中、総務部に新入社員の伊東が配属された。伊東はなぜか石川の仕事に興味を持ち、石川も伊東に好青年の印象を抱くが…。(第6 - 10話)
 
;石川 辰雄(52) - [[平泉成]]
:演 - [[平泉成]]
:ひかりの父。黒須商事で、たった一人の部署・総務部調整課の課長。とある事情で退職後は、ひかりのファンクラブ名誉会長に就任。
:原作では名字が井上で、ひかりとの血縁関係はない。
;伊藤 明英(22) - [[林剛史]]
:演 - [[林剛史]]
:総務部に配属された黒須商事の新人社員。
;大友 恵(25) - [[東山麻美]]
:演 - [[東山麻美]]
:総務部調整課に相談に訪れるOL。
;総務部のOL - 樋口史
:演 - 樋口史
 
=== 夏休み ===
モテない汗っかきサラリーマンの竹中は、毎年夏休みの時期になると、みんなが希望する休暇の帳尻合わせによって、いつも華やかな休暇を諦めていた。ところが会社のマドンナ的存在である知子から旅行に誘われたことから、竹中は自分を改造しようと、身なりにも気を使うようになる。しかし、知子の誘いにはある事実が隠されていた。(第11 - 13話)
 
;竹中 雄太(28) - [[やついいちろう]]([[エレキコミック]])
:演 - [[やついいちろう]]([[エレキコミック]])
:黒須商事の営業事業部に勤める、モテない汗っかきのサラリーマン。
;鈴木 知子(24) - [[小嶺麗奈]]
:演 - [[小嶺麗奈]]
:秘書課のマドンナ的存在。原作では関知子。
;桜井 則子 - [[伊藤久美子]]
:演 - [[伊藤久美子]]
:同じ営業事業部に勤めるOL。大山に憧れている女子社員の一人。
;大山 真澄(27) - [[川久保拓司]]
:演 - [[川久保拓司]]
:竹中の後輩社員で社内一モテる男。金持ちでキザ。
;同じ部署のOL - [[福田ゆみ]]、[[太田詩音]]
:演 - [[福田ゆみ]]、[[太田詩音]]
 
=== ストーリーテラーパート ===
:「迷いの季節」 '''『勝手にしゃべる女』'''
:「代筆」 '''『踊る男』'''
:「青春の決算」 '''『[[不幸、買います|不幸、買います -1億円もらったらⅡ-]]』'''
:「夏休み」 '''『勝手にしゃべる女』'''
:太字はドラマの原作となった作品が収録された作品集のタイトル。