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'''タットワ'''(tattva)とは本来[[インド]]の[[サンスクリット]]において、指示[[代名詞]]tadが[[名詞]]化したもの。「それがそれとしてあること」を意味し、[[仏教]]では真理と訳される。通常、ダルシャナ([[インド哲学]])や[[仏教学]][[ジャイナ教]]の[[タットヴァ (ジャイナ教)]]では「タットヴァ」または「タットバ」と仮名転写される。
 
[[ヒンドゥー教]]や[[仏教]]などでは世界の構成要素・元素である[[五大]]の異名ともされ、この思想は[[黄金の夜明け団]]の教義に取り入れられた。以下、本項ではこちらを詳述する。
 
黄金の夜明け団系の儀式魔術では、以下のような図形を用いて[[五大元素]][[四大元素]][[]])のアストラル・ヴィジョン([[幻視]])を獲得する技法がある。
* 「[[]]」=「[[アーカーシャ]]」(Akasha)=黒色や藍色の楕円形や卵形(山吹色で囲まれる場合もある)
* 「[[]]」=「アパス」(Apas)=銀色や白色の上が欠けた三日月形(欠けた部分が黒色の円形の場合もある)
* 「[[]]」=「ヴァーユ]]」(Vayu)=青色の円形(橙色で囲まれる場合もある。)
* 「[[]]」=「テジャス」(Tejas)=赤色の三角形(緑で囲まれる場合もある)
* 「[[]]」=「プリトヴィー」(Prithvi)=黄色の四角形(紫で囲まれる場合もある)
以上の形は日本に伝わった[[五輪塔]]の構成とおおよそ同じであり、両者は起源を同じくする。
 
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[[Category:近代西洋儀式魔術]]
[[Category:サンスクリット語の語句]]