削除された内容 追加された内容
115行目:
{{誰範囲2|date=2015年7月8日 (水) 02:10 (UTC)|このほかにも、[[JR福知山線脱線事故]]で、列車が衝突したマンションの住民に対して自己責任論を主張する者もいる。事故のあったマンションは線路のカーブから近接した場所にあり、最悪の事態も想定できたであろうから、損害の一部は住民が自己責任として負担すべきという考えである。しかし、これは、国家が私人を救済すべきかという意味で使われてきた自己責任論とは本質的に異なる。この論者は、私人間での不法行為に基づく損害賠償債務について「被害者が事故の発生するリスクを認識できた可能性がある以上、事故発生につき被害者に過失(結果回避義務違反)がなくても、損害の一部ないし全部を被害者が負担すべき(法的には、被害者に過失がなければ過失相殺はされない)」と主張しているのである}}。
 
[[奥谷禮子]]のように、[[格差社会]]・[[過労死]]を肯定する根拠に用いる[[経営者]]も存在する。貧困格差は労働者の怠慢、過労死は労働者の自己管理の失敗による当人自己責任であるから、当人経営者側に責任があるや救済義務はないとする主張である。
 
===== 韓国 =====