「ドラえもん」の版間の差分

 
=== 誕生の経緯 ===
『ドラえもん』ができるまでの過程を描いた漫画『ドラえもん誕生<ref group="注">『1978年発行『コロコロコミックデラックス ドラえもん・藤子不二雄の世界』初出(現在絶版し、雑誌『ぼく、ドラえもん。』第25号の付録冊子『ドラえもん てんとう虫コミックス未収録作品集』にも再録)。映画『[[2112年 ドラえもん誕生]]』の原案の一部にもなっている</ref>』によると、新連載の締め切りが間近に迫り作品の構想がまるで浮かばないという切迫した状況にも関わらず、藤子・F・不二雄はアイディアがすぐに思い浮かぶような便利な機械があればいいのにと空想したり、過去にもアイディアが思い浮かばないままドラネコのノミ取りを始めたという経験があったなどと埒もないことを考えて無駄に時間を潰してしまう。そしてついに締め切り日の朝が訪れ、困り果てた末に「なんにも、ぜーんぜんまとまってない!! わしゃ破滅じゃー」と叫びながら階段を駆け下たところ、たまたま置いてあった娘の[[起き上がり小法師|起き上がりこぼし]]につまずき、その瞬間「ドラネコと起き上がりこぼし」というアイデアが結びつき、ドラえもんが誕生したという。また、「ダメな人間を便利な機械で助ける」という内容も自分に重ね合わせてこの時に思いついたものだという。
 
上記のように連載直前までキャラクターが決まっていなかったため、連載開始前月に掲載された予告<ref>『小学四年生』1969年12月号 [[藤子・F・不二雄大全集]]版『ドラえもん』1巻の巻末資料に掲載されている。</ref>は、新作のタイトルも主人公であるドラえもんの姿も描かれていないという異例の体裁であった。藤子不二雄{{Unicode|Ⓐ}}によれば、藤子・F・不二雄はドラえもんのキャラクターを作る際に、ネコのデッサンを漫画化したものを多数描いていたという<ref name="sekai">『藤子・F・不二雄の世界』(1997年)</ref>。
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