「IBMのディスク記憶装置」の版間の差分

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'''IBM 350'''は、IBM RAMAC 305の一部であり、そのコンピュータは[[磁気ディスク装置|ディスク記憶]]技術を世界にもたらした。IBMは[[1956年]][[9月13日]]に、IBM 350を、RAMAC 305およびRAM 650コンピュータシステムの一部として公式に発表した。<ref>{{cite web | url=http://chmhdd.wetpaint.com/page/IBM+350+RAMAC | title=CHM HDD Events: IBM 350 RAMAC | accessdate=2009-05-22}}</ref><ref>{{cite web | url=http://www-03.ibm.com/press/us/en/pressrelease/20209.wss | title=IBM Details Next Generation of Storage Innovation | date=2006-09-06 | accessdate=2007-09-01}}</ref><ref>{{cite news | url=http://www.eweek.com/article2/0,1895,2014003,00.asp | title=IBM Builds on 50 Years of Spinning Disk Storage | first=Chris | last=Preimesberger | publisher=eWeek.com | date=2006-09-08 | accessdate=2007-09-01}}</ref>RAMACとは'''R'''andom '''A'''ccess '''M'''ethod of '''A'''ccounting and '''C'''ontrolの略である。
 
その設計はビジネスにおける[[リアルタイム]]計算の必要性を意図していた<ref>[http://www.youtube.com/watch?v=zOD1umMX2s8 IBM RAMAC promotional film]</ref>。IBM 350は500万字の7ビットで[[パリティビット]]を加えた6ビット([[文字]]約4.4[[メガバイト|MB]])を保存し、<ref>[http://www-03.ibm.com/ibm/history/exhibits/storage/storage_350.html IBM 350 disk storage unit]</ref>50枚の24[[インチ]](直径610[[ミリメートル|mm]])の磁気ディスクを備え、ディスク表面にはそれぞれ100の[[トラック (記録媒体)|トラック]]があった。ディスクは1200 [[rpm (単位)|RPM]]で回転し、データ転送速度は8,800ワード/秒だった。2個の独立しているアクセスアームが、ディスクを選択するために[[サーボ]]制御によって昇降する機構を持っていた。3番目のアクセスアームは[[オプション]]だった。
 
いくつかの改善されたモデルが[[1950年代]]に追加された。 IBM 350を搭載したIBM RAMAC 305システムは月額3,200[[ドル]]でリースされた。IBM 350は[[1969年]]には公式に販売停止となった。