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[[二酸化窒素]]などの[[大気汚染]]物質をはじめとする[[公害]]分野や、[[食品添加物]]などの濃度、[[岩石]]中の[[微量元素]]の組成、[[半導体]]中の不純物量を示す目的などでよく用いられる。
 
気体中の気体については体積比を用い、液体・固体中の液体固体では重量比を用いるのが一般的である。なお、水溶液中の濃度について、「1kg1 [[キログラム|kg]] = 1l1 [[リットル|L]]」と近似し「mg/lL = ppm」として、不純物物質等の濃度の単位として用いられる。ちなみに、一般の水の遊離残留塩素濃度は約0.4ppm、浄水器を使った場合は約0.1ppmである。
 
長さを表す例として、線膨張係数の表記にも使用される。(例)線膨張係数が8.8 ppm/℃と表記されている場合、これは、8.8µm/℃/m(メートル)のことである。
(例)線膨張係数が8.8ppm/℃と表記されている場合、これは、8.8μm/℃/m(メートル)のことである。
 
ちなみに、一般の水の遊離残留塩素濃度は約0.4ppm、浄水器を使った場合は約0.1ppmである。
 
また、[[原子]]([[分子]])の数量の比率か重量の比率かを区別するために'''ppma''' (parts per million atomic) もしくは'''ppmw''' (parts per million weight)の 表記が用いられることもある。そのほかに二酸化炭素の濃度を区別するため[[ppmv]]も用いられる<ref name="NREL_mgSi">{{PDFlink|[http://www.osti.gov/energycitations/servlets/purl/786367-aP0Lbr/native/786367.pdf シリコン原料の精製に関する論文の例 (NREL/SR-520-30716)]}}</ref>。