「トラ」の版間の差分

*'''前門の虎、後門の狼''' - 一つの禍いを逃れても、さらにまた他の禍に遭うことの喩え。出典:趙弼『[[評史]]』。
*'''虎を養って虎に噛まる''' - 「飼い犬に手を噛まれる」を誇張した表現。
*'''虎になる''' - 酔って怖いもの知らずになること。泥酔して暴れまわること。四つん這いになって手が付けられない様子から。酔って大暴れする者を'''大トラ'''、[[警察署]]にある泥酔者保護所を'''トラ箱'''というのもこれに由来する。[[女房言葉]]で[[酒]]のことを'''ささ(おささ)'''と呼ぶことを踏まえ、「ささ=笹」「笹に虎は付きもの」という連想から、転じて酔漢のことを「'''虎(大虎)'''」と呼ぶ場合がある(ただし他に諸説ある)。
*'''虎の子渡し''' - 物事が人の手を次々に経てゆく複雑で迂遠な工程の喩え。転じてある物を支払うために別の物の支払いを見送ることを次々と繰り返すさまから、生計が苦しく四苦八苦すること()。虎が3匹の子を生むと、そのうちの1匹は必ずどう猛な「彪」(ひょう)になって、親が目を離した隙に他の2匹を喰ってしまうと考えられていた。そうした虎の親子が川を渡る際には、まず親虎が彪をくわえて対岸に渡り、彪をそこに残して単身元の岸に戻り、次に2匹の子虎のうちの1匹をくわえて対岸に渡り、その1匹を対岸に残し彪をくわえて元の岸に戻り、彪を元の岸に残しもう1匹の小虎をくわえて対岸に渡り、2匹の小虎を対岸に残して単身元の岸に戻り、最後に彪をくわえて対岸に渡るという、3往復半の手間を要したという故事から。出典:周密撰『癸辛雑識』「続集下」。
*'''苛政は虎よりも猛し''' - 民百姓に苛烈な政治は虎よりも残酷であること。出典:『[[礼記]]』「檀弓」。
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