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== 概要 ==
[[ファイル:Comparison KCPandKCPplus.svg|thumb|225px|KCPとKCP+(後発のKCP3.xを含む)の構造図と比較。KCP+は共通化の範囲を大きくしている。]]
従来より[[KDDI]]は、端末のソフトウェア開発コストを削減することを目的に、通信キャリアとしては初めて、チップセットのライセンス契約をクアルコムと締結して、開発会社として参加メーカーが出向所属する形式をとり、KDDIとしての独自実装要求部分をすべての参加メーカーに見える形で開発を進めて「[[KCP]](KDDI Common Platform)」として、クアルコムが開発した携帯電話向けの[[チップセット]]を搭載し、携帯電話における基本的なソフトウェアは[[BREW]](←[[REX OS]])上から拡張した共通プラットフォームを開発した。これにより、統一されたチップセットによる生産コストの低下、各メーカーごとに用意されてきたEメールソフトやEZwebブラウザ、その他サービスアプリなどをBREWアプリとして共通化された。
 
KCP+では、さらなる携帯電話の高機能化に伴う開発コストの削減を目指すために、共通化の範囲をBREW以外にも拡張し、[[ミドルウェア]]や無線通信制御、KCP+端末共通のデバイス、さらにはオペレーティングシステムの共通化が図られた。これにより、各メーカーは開発リソースを端末や画面デザイン、独自デバイスなど差別化機能に専念することが可能となるとしている<ref>{{Cite web|date=2007-10-16|url=http://www.kddi.com/corporate/news_release/2007/1016d/|title=KDDI統合プラットフォーム「KCP+」の構築完了について~2007年秋冬モデルの3機種より搭載開始~|publisher=KDDI |accessdate=2009年9月1日 }}</ref>。