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{{Otheruseslist|ボードゲーム(盤上遊戯)の一つ|市松模様・チェック模様|市松模様|[[モータースポーツ]]でのチェッカーフラッグ|レース旗#チェッカーフラッグ|検査する人、あるいはそのための器具|チェック|アメリカのかつてのタクシー車両メーカー|チェッカー・マラソン|紋章学における市松模様の小片|クォーター (紋章学)}}
[[ボードゲーム]]の'''チェッカー'''({{Lang-en-short|checkers}})は、相手の[[コマ|駒]]をり合うゲーム。赤・黒12個ずつの丸い駒と、縦横8マスの[[チェス]]ボードを用いる。'''ドラフツ'''(draughts)、'''西洋[[囲碁|碁]]'''とも呼ばれる。
 
== ルール ==
=== ゲームの目的 ===
相手の駒をすべてるか、相手が動けない状態にすること。
 
=== [[イギリス]]式チェッカーの基本ルール ===
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* 最初に自分が座っている側の3列に12個の駒を配置する。図参照
* 駒は常に斜めに動く。初期状態では各駒は斜め前の2方向に1マスずつしか動けない。
* 斜め前に相手の駒が存在し、かつそのマスのむこうのマスに駒が存在しない場合、自分の駒をむこうのマスに移動させ、飛び越えた相手の駒をる。られた駒は盤上から除かれる。
** なお、ることが可能な配置であれば、'''必ず'''らなくてはならない。複数のり方がある場合は任意に選択してよい。
* 2個以上の駒を一飛びでることはできない。
* 相手の駒をった後もう一度ることが可能ならば、そのまま連続してもう一駒る。
* 一番奥の列に駒を進めることによって、「成る」ことができる。成った駒は「キング」と呼ばれ、以後斜め後ろを合わせた4方向に進むことができるようになる(使用している駒によっては裏返すと王冠などが描かれていることもあり、その場合にはそれでもってキングであることを示す。それ以外の場合は既にられた駒を上に重ね、キングであることを示す)。
* 以下のふたつの状況で勝敗が決定する。
** 相手の駒が全滅した場合、全滅させた側の勝利となる。
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[[ファイル:International draughts.jpg|thumb|right|国際ドラフツの10×10の盤と初期配置の駒]]
; [[スペイン]]・[[ドイツ]]・[[ロシア]]チェッカー
: キングは斜めに何マスでも動ける。ちょうど[[将棋]]の[[角行]]のような動き方。ただしり方はイギリス式と変わらないので、斜めに複数マス移動してそのまま飛び越えることはできない。
; 国際ドラフト(国際チェッカー)
: 縦横10マスの盤を用いる。駒をるときには後ろ向きに飛ぶこともできる。キングの動き方はスペイン・ドイツ・ロシア式と同様。[[オランダ]]、[[フランス]]、[[アフリカ]]の一部、[[ソビエト連邦|旧ソ連]]の一部で一般的。世界的な競技人口は最多。初期配置は4列20駒ずつ。
; [[トルコ]]チェッカー
: 8マス盤を用いる。駒は縦か横に進む(したがって盤上すべてのマスを用いる)。キングは縦横に何マスでも動ける(将棋の[[飛車]]の動き)。初期配置は、2列16駒ずつ。