「モビルスーツ」の版間の差分

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また、モビルスーツ単体では機動力が不足する場合(特に大気圏内)、[[サブフライトシステム]]と呼ばれる補助移動手段を使用することがある。これはモビルスーツを上に搭載する航空機類であり、同様の支援兵器としてモビルスーツと合体して機動力を増強するものもある。
 
モビルスーツによる[[大気圏再突入]]が行われることもある。『機動戦士ガンダム』において、ガンダムは大気圏突入を余儀なくされた状況で耐熱フィルム(テレビアニメ版)あるいは耐熱エアフィールド(映画版)で機体を守り無事生還したが、何も無しで突入したザクはあっけなく燃え尽きてしまっている。『機動戦士Ζガンダム』においては、一般のモビルスーツに[[バリュート]]という[[パラシュート]]と[[エアバッグ]]を組み合わせたような装置を装着・展開することで大気圏突入を行っているが、[[ガンダムMk-II]]は[[スペースシャトル]]型の盾のような[[フライングアーマ]]の上に乗って、[[Ζガンダム]]は自身が変形し背中の翼と盾とを組み合わせることで機体を守っている。[[ウイングガンダムゼロ|ウイングガンダムゼロカスタム]]は巨大な翼で全身を包み込むことで、[[ガンダムダブルエックス]]は[[Gファルコン]]と合体することで、<!--コズミック・イラのフェイズシフト装甲搭載機はこれを活用することで……いるように見えるのだが、PS装甲で大気圏突入時の高熱を防げるのか調査求む-->大気圏突入が可能になる。
 
モビルスーツも兵器の一種である以上、推進剤や弾薬の補充や機体のこまめな整備が欠かせない。それらが得られない場合、モビルスーツの運用には少なくない支障を来す。ホワイトベースは当初孤立状態で満足な補給を得られず苦労していたし、『[[機動戦士ガンダム 第08MS小隊]]』ではやはり補給不足でなにかと苦労する前線の様子が描かれている。ジオン側も、量産機とはいえザク一機でも補給・整備には手間がかかり、開戦当初の優勢を維持できなかったのも戦線の拡大に補給が追いつかなかったためであるとされる。このため、勢力下であっても現地住民の敵対心を煽るような行為を避ける傾向がみられた。前線で支援を受けられない兵は、生身によるゲリラ的な攻撃をしかけることもあった。