「TWISTIN' THE NIGHT AWAY (トータス松本のアルバム)」の版間の差分

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[[2003年]]発売の『[[TRAVELLER]]』に続く、洋楽カバー・アルバム第2弾。今作は、[[1962年]]に[[サム・クック]]が発表したアルバム『'''Twistin' the Night Away'''(邦題:''ツイストで踊りあかそう'')』をまるまる1枚カバーしている。
 
事の発端は、松本が『ツイストで踊りあかそう』がCD化されていないことに対してジレンマを感じたことによる。松本が大のサム・クック愛好家であることは有名であり、松本が特に『ツイストで踊りあかそう』が好きと公言している<ref>J-WAVE「HELLOWORLD」2012年2月7日放送分</ref>。し、『ツイストで踊りあそう』がCD化されていないことに対てジレンマを感じたことによる。本作の企画が立ち上がった段階時点では、『ツイストで踊りあかそう』は1962年の発売後1度もCD化されたことがなく、聴くとなるとLP盤レコードプレーヤーを手に入れなければならず、またLP盤も、出回ってるほいう状況んどあった(しかもプレミアがついて高額になっているものがほんどでいう状況にる)った。それならば、自分で歌ってCD化してしまおう、と今回の企画はスタートした。
 
『ツイストで踊りあかそう』を徹底的にカバーするにあたって、松本は改めてオリジナルのLP盤を購入した。元々愛聴盤として所持していたが、盤がすり減っていたために音質が劣化しており、研究材料としては不向きであった。ここで一役買っているのが、今作のライナーノーツを担当した音楽評論家の[[鈴木啓志]]である<ref>商品封入ライナーノーツ</ref>。
 
音源はオリジナルを細部まで忠実に再現し、冒頭と中盤、終末にはレコードに針を落とす音まで再現している。また、「どうせやるならジャケットから合わせよう」と、ジャケットも字体、構成などオリジナル盤を忠実に再現している。松本がジャケットで着用しているスーツは、今作のために特注で作ったものである<ref>J-WAVE「HELLOWORLD」2012年2月7日放送分</ref>。しかし、どうしても再現できなかったのが”'''[[ニッパー (犬)|ビクターの犬]]'''”([[JVCケンウッド]]の登録商標)である(本作の発売元がワーナーミュージックであるため)。苦肉の策として、現代風にあわせ、'''猫がパソコンで音楽を聴く'''というイラスト(通称:'''猫パソ''')を松本自ら描き下ろした。しかし発売後、JVCケンウッドに許諾を得ることなく商標を使用していたとして、この「猫パソ」ジャケットは回収され、イラストなしのジャケットに差し替えられた。そのため、「猫パソ」イラストが入っているのは初回生産分のみである。ちなみにこの「猫パソ」ジャケットには誤植があり、会社名を「W'''E'''RNER」と書くべきところが「WANER」となっている。