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| website = http://www.lesliecharteris.com/
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'''レスリー・チャータリス'''([[英語|英]]: '''Leslie Charteris'''、[[1907年]][[5月12日]] - [[1993年]][[4月15日]])は、推理作家で映画脚本家。[[シンガポール]]生まれの[[漢民族|中国人]]と[[イングランド人]]の混血で、本名は '''Leslie Charles Bowyer-Yin'''<ref name="bio">[http://www.saint.org/lcbio.htm Biography of Leslie Charteris] on saint.org</ref>。[[サイモン・テンプラー]]、通称「セイント(聖人)」の冒険を記した多数の小説でよく知られている。
 
== 生涯 ==
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1952年、ハリウッド女優 [[:en:Audrey Long|Audrey Long]](1922年生)と結婚。2人は[[イングランド]]に戻り、チャータリスは最終的には[[サリー (イングランド)|サリー]]に落ち着いた。
 
作家としてはしばらく低迷したが、1962年から1969年、イギリスで[[ロジャー・ムーア]]主演のテレビドラマシリーズ ''[[:en:The Saint (TV series)|The Saint]]''(邦題「セイント/ 天国野郎]]が放送された。
 
このシリーズでは多くのエピソードがチャータリスの短編をベースにしている。後の方になるとオリジナル脚本も使われ、チャータリスはそれらもノベライズしてセイントシリーズに加えた(''The Saint on TV'' や ''The Saint and the Fiction Makers'' といったそれらの本にはチャータリスが作者として出ているが、実際には別に作者がいる)。その後、短期間ではあるが [[:en:Ian Ogilvy|Ian Ogilvyイアン・オギルビー]] 主演のテレビシリーズ ''Return of the Saint''(邦題「テンプラーの華麗な冒険」) が放送され、さらに1980年代には[[オーストラリア]]で [[:en:Simon Dutton|Simon Dutton]] 主演のシリーズが制作された。これらによりセイントシリーズの寿命が延びた。1980年代には実現しなかったものの、アメリカでのテレビシリーズの話があって[[パイロット版]]だけが制作され放送された。
 
小説家として以外に、チャータリスはアメリカの雑誌に料理のコラムを書いていた。Paleneo という絵画的言語も考案し、それについても本を書いている。さらに[[メンサ]]の初期メンバーの1人でもあった。