「クメン王国」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
m編集の要約なし
リンク切れの修正。「外伝」の明確化。
16行目:
クメン王国は農耕が主要産業であったが、寄る近代化の波に抗えず、国家発展と生活水準向上の為に、政府は様々な近代化政策を打ち出していた。しかし、早急とも呼べる近代化故に、その土地にしがみついている有力農耕者達からの反発を強く招いていた。そうした農民達はバン・ヌー神を御旗に掲げ、やがてクメン内の反政府勢力と結託する。
 
クメン王国の第三皇子である[[装甲騎兵ボトムズ#主なクメン編登場人物|ヒロラム・カンジェルマン]]は、反政府勢力を束ね「神聖クメン王国」を樹立。その配下となり[[秘密結社 (装甲騎兵ボトムズ)|秘密結社]]の支援を受けたビーラーゲリラの神出鬼没な戦い方は、クメン正規軍を大いに手こずらせることとなった。
 
== アッセンブルEX-10 ==
正規軍はゲリラの攻撃に大いに苦しみ、正規軍以上にゲリラ退治に戦果を挙げ得る外人部隊に依存する傾向が強くなった。
 
そういった傭兵達の最前線基地はアッセンブルと呼ばれ、特にEX-10の司令官である[[装甲騎兵ボトムズ#主なクメン編登場人物|ゴン・ヌー将軍]]は傭兵達を上手く運用して効率的にゲリラを退治し、「ビーラーキラー」と呼ばれた。
 
更に[[ウド]]から流れてきた闇商人の[[装甲騎兵ボトムズ#主な登場公とその仲間たち|ブールーズ・ゴウト]]によって、[[アーマードトルーパー|AT]]H-06-WPの[[アーマードトルーパー#ダイビングビートル|ダイビングビートル]]を闇ルートで購入し、傭兵部隊の主戦力として役立てた。
 
クメン内乱末期には、[[キリコ・キュービィー]]もEX-10の一員として参加していた。
30行目:
内乱のクメン王国は、色々な疑惑の温床となる者達が逃げ込んだり、または生き抜くのに都合の良い場所といえた。
 
元メルキア軍中佐で、秘密結社幹部の[[装甲騎兵ボトムズ#主な登場人物秘密結社関係者|セルジュ・ボロー]]は、[[ウド]]の街で実験したファンタムレディーと、プロト・ツー「[[装甲騎兵ボトムズ#主な登場人物秘密結社関係者|イプシロン]]」という二人の[[パーフェクトソルジャー]]の実験をカンジェルマンに取り入って行い、特にイプシロンの動かすATH-14-WPCのスナッピングタートルは、「ブルーAT」と呼ばれて恐れられた。
 
また、外伝『[[機甲猟兵メロウリンク]]』では、大戦末期の惑星ミヨイテでの軍事物資強奪による「ブランバンドール・スキャンダル」での容疑者の一人である[[機甲猟兵メロウリンク#主な登場メロウリンクが仇として追う人物たち|スヌーク]]少佐も「スタブロス」と名を変えて部下達と共に潜伏し、政府軍に協力する[[貴族]]となるものの、して付近の住民から過剰な取り立てを行い、更にビーラーゲリラを「狩り」と称してビーラーゲリラを血祭りに上げていく残忍な法で悪名を売った。
 
クメン近辺には「リーニングタワー」と呼ばれるケルビン級宇宙戦艦が墜落し、地上に突き刺さったまま傾いた塔のようになった場所があり、そこに同じくブランバンドール・スキャンダル関係者の[[機甲猟兵メロウリンク#主な登場メロウリンクが仇として追う人物たち|ゴルフィ]]軍曹も潜んでいた。
 
== クメン内乱の末路 ==