「ニホンザリガニ」の版間の差分

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川の上流域や山間の湖沼の、水温20℃以下の冷たくきれいな水に生息し、巣穴の中にひそむ。おもに広葉樹の落葉を食べる。
 
繁殖期は[[]]で、メスは直径2–3mmほどの大粒の卵を30–60個ほど産卵する。メスは卵を[[腹脚]]に抱え、孵化するまで保護する。孵化した子どもはすでに親と同じ形をしており、しばらくはメスの腹脚につかまって過ごすが、やがて親から離れて単独生活を始める。体長4cmになるまで2-3年、繁殖を始めるまでに5年かかる。アメリカザリガニに比べて産卵数も少なく、成長も遅い。
 
[[脱皮]]の前には[[外骨格]](体を覆う殻)の[[炭酸カルシウム]]を回収し、胃の中に[[胃石]]をつくる。脱皮後に胃石は溶けて、新しい外骨格に吸収される。