「エースコンバット3 エレクトロスフィア」の版間の差分

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世界情勢やマスメディアの概念・設定を取り入れるなど、世界観の徹底した作り込みが行われ、前作までのシリーズ作品と比較してストーリー性が非常に強くなった。[[2040年]]という近未来における大きく進歩した[[インターネット]]、[[電脳化]]、[[AI]]が世界観の柱に据えられている。作中に登場する物体のデザインは[[レトロフューチャー]]をモチーフとしている。また、エレクトロスフィア上で提供されるサービスや軍事技術だけでなく、企業間の構図から一般人の生活環境に至るまで綿密な設定が行われている。各企業の研究施設において、[[2030年]]から電脳化によるエレクトロスフィア上への意識の複製が実験的に行われている事実を考慮すると、[[技術的特異点]]が到来する直前の時代を描いていると言える。アニメーションや3Dをふんだんに使いプレイステーションの性能を限界まで引き出したグラフィックのクオリティは高く、機体の挙動についても前作より緻密にコントロールできる。その一方で他のシリーズ作品とは世界観が大きく異なり、[[サイバーパンク]]に傾倒し、アニメ的な表現が多用されているため「エースコンバットらしくない」,「異端」,「攻殻機動隊に似ている」などと言われることもある。
 
==== ストーリー ====
 
多国籍企業の台頭によって、国家という枠が意味をなさなくなった2040年の未来世界。ユージア大陸では「ゼネラルリソース」と「ニューコム」の2つの多国籍企業がしのぎを削り、軍事衝突の緊張が高まっていた。両社を調停する立場にある新国際連合共同体(NUN)の治安維持対策機構UPEOが擁する、特別航空部隊SARFに所属する戦闘機パイロットである主人公(プレイヤー)は、同じくSARFのメンバーである絋瀬玲名、フィオナ、エリックらと共に、ゼネラルとニューコム、そして世界の変革を巡る戦いに巻き込まれてゆく。
 
=== [[ゲームシステム]]について ===