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{{出典の明記|date=2009年12月}}
'''共布'''(ともぬの、ともぎれ)、'''共切れ'''(ともぎれ)、'''
特に、英語で'''セルフ・ファブリック''' ({{lang-en|self-fabric}}) という場合は、本体の生地と同じ生地で作られた他の製品や装飾([[エンベリッシュメント]])を指し、コントラスト・ファブリック ([[:en:Contrast fabric|contrast fabric]]) の対義語とされる。[[日本語]]では、衣服本体と同じ生地でポケットを外側に設ける場合に、「ポケットを共布で作る」といった表現をする<ref>{{Cite web|url=http://yousai.wiki.fc2.com/wiki/共布|title=洋裁用語辞典 共布|publisher=洋裁用語辞典|accessdate=2015年10月21日}}</ref>。
通常、共布を用いるのは、前面や{{仮リンク|裏地|en|Lining (sewing)}}など、一定のパターン模様にあわせてすっきりとした織目の線を出し、縫い付けられた部分が吹く全体と調和するようにするためである。特殊な[[ボタン (服飾)|ボタン]]は、目立たなくするために共布で包まれた包みボタンとされることがある。
共布は、デザインの細部を目立たせる効果を出すために用いられることもある。例えば、コートに縫い付けられるポケットは、コントラスト・ファブリックによって目立たせることもできるが、通常は、共布で[[アップリケ]]を作りポケットとする。エンベリッシュメントとしての共布の一般的な使用法には、一緒に身につけることが見込まれる2点の衣服を異なる布で製作した上で、そのうち一方にも部分的な装飾({{仮リンク|トリム (裁縫)|label=トリム|en|Trim (sewing)}})、例えば{{仮リンク|パイピング (裁縫)|en|Piping (sewing)}}に、共布を用いるといったことがある。[[日本]]の[[和服]]では、着物と共布で[[バッグ]]や[[草履]]を作ることなどがある<ref name="sobi" />。
== 脚注 ==
{{Reflist}}
{{DEFAULTSORT:ともぬの}}
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