「フッガーライ」の版間の差分

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RJANKA (会話 | 投稿記録)
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入居対象者はアウクスブルク出身者か、そうでない場合でもアウクスブルクの何らかの共同体から身内として認められている人間で、敬虔な[[カトリック教会|カトリック]]であり、勤勉であるにもかかわらず貧しい、家族持ちか寡婦とされた。一般に貧しい職人もしくは日雇いの者が入居した。
 
フッガーライの家賃は1年に1[[グルデン|ライングルデン]]([[:en:Rhenish guilder|en]])納めればよく、ほかには創設者のために祈りを捧げることが義務とされた。
 
フッガーライの住宅は、各階に1世帯が入る2階建ての住居が5、6つ連続して建てられて1つの長い住宅棟を構成し、その住宅棟が集まって、いくつかの通りをもつ団地を構成する。夜間には閉まる複数の門で囲まれ、長い歴史の間に教会、水道、学校、病院が順次設けられてフッガーライそれ自体が小さな町のようになった。また住宅の追加も少しずつ行われており、[[20世紀]]に入ってから建てられた家もある。