「神智学」の版間の差分

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(非中立的な強調表現削除、後世への影響)
 
=== 後世への影響 ===
ブラヴァツキーに始まる神智学の影響は非常に広範囲に及び、現代まで続いている。大田俊寛は、「神智学」という存在が功罪を含めてきわめて大きな影響力をふるっているにもかかわらず、現在ではほとんど認知されておらず、客観的な立場から書かれた日本語の研究書は、まだ一冊もないのではないだろうかと述べている。<ref name=kozai/>2004年出版のグッドリック=クラークの書籍では、その影響は次のように述べられている。<ref name=sugimoto>杉本良男 [http://ir.minpaku.ac.jp/dspace/handle/10502/4459 「比較による真理の追求 : マックス・ミュラーとマダム・ブラヴァツキー」] 国立民族学博物館調査報告 90, 173-226, 2010-03-31 </ref>
#神智協会からの分派がインドにも西洋にも多くのこされたこと。
#のちの協会の歴史の中で、アニー・ベザントが協会会長時代、インド国民会議の議長に就任したことで、インドの国民意識の発展に大きな貢献を残したこと。また[[ガンディー]]と[[ネルー]]がともにインドの宗教的・哲学的遺産を再発見するために神智学にひきつけられたこと。
#西欧では、現代のオカルトのリバイバルに単独のもっとも重要な要因になったこと。
#西欧での心霊主義の流行を宇宙論、近代人類学、進化理論を人間の霊的発展とむすびつけて、一貫した教義を打ち立てたこと。
#西欧神秘主義のふるくからの源泉を、西欧が植民地支配によって接触できたアジア宗教の用語によって再解釈しグローバル化したこと。