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'''[[シェアード・ワールド]]'''には、既存の一作品の世界設定を著者の認を得て共有している場合がある。この場合、後に創作された作品群は、元になった作品の外伝であるとされることがある(例:『[[七都市物語]]』)。詳細はシェアード・ワールドの記事を参照。
 
=== 続編、前編後日談 ===
'''続編'''(ぞくへん)とは、既に決着している作品の続き。時間的に本編より後の出来事を描いたもので、多くの場合、本編の主人公(主要人物)と物語の中心となる事柄(場所や物、事件)のどちらか、または両方を引き継いでいる。外伝の一種であるが、実際に外伝と呼ばれることは少なく(特に主人公が同じ場合など)そのまま「続編」とされ、本編とあわせて「'''[[シリーズ (作品)|シリーズ]]物'''(続き物)」とされる。
 
'''前編'''(ぜんぺん)とは、本来は「2部以上で構成される作品の最初の一編」を指す(例:前編・中編・後編)。しかし、続編の対義語として使われる場合もある。その場合は、本編より後に制作された、時間的に本編より前の出来事を描いた作品を指し、多くの場合、本編の主人公(主要人物)と物語の中心となる事柄(場所や物、事件)のどちらか、または両方を本編に引き継ぐ形になっている。
 
=== 後日談、前日談 ===
'''後日談'''(ごじつだん、'''後日譚'''(ごじつたん)も同義)は、(本編での)事件が決着した後にどうなったか、ということ。作品の位置づけというより、内容を示す言葉。本編の最後に「エピローグ」(epilog, epilogue)として描かれる事が多い。本編とは別の作品として成立している場合は、内容としては後日談だが通常は「続編」と呼ばれる。なお、時折混同されるが、エピローグの語意は「結び、結末」であって、後日談という意味ではない。描かれた内容が後日談であっても、あくまでエピローグは本編の一部(結びの章)である。また、後日談を意味する言葉として「'''アフターストーリー'''」(和製英語)がある。
 
=== 後日談前編、前日 ===
'''前編'''(ぜんぺん)とは、本来は「2部以上で構成される作品の最初の一編」を指す(例:前編・中編・後編)。しかし、続編の対義語として使われる場合もある。その場合は、本編より後に制作された、時間的に本編より前の出来事を描いた作品を指し、多くの場合、本編の主人公(主要人物)と物語の中心となる事柄(場所や物、事件)のどちらか、または両方を本編に引き継ぐ形になっている。
 
'''前日談'''(ぜんじつだん、'''前日譚'''(ぜんじつたん)も同義)は、国語辞典にない造語である。(本編での)事件が発生する前はどうだったか、ということ。これも作品の位置づけというより、内容を示す言葉として後日談の対義語と使用される場合がある。こちらもまれに「プロローグ」(prolog, prologue)と混同されることがあるが、プロローグの語意は「序言、序幕」であって、前日談という意味ではない。