「ガス室」の版間の差分

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[[1979年]]公開のアメリカのドキュメント映画「[[ジャンク (映画)#ジャンク 死と惨劇|ジャンク 死と惨劇]]」には、実際の死刑囚に対するガス処刑風景が記録されており、処刑時の受刑者の様子を見ることが出来る。
 
執行後のガス室は壁面に付着した青酸ガス成分を除去するため、毎回の洗浄作業が必要となる。この作業に対する防護措置、危険手当、各種消耗品等の負担は大きく、現在のアメリカにおいて最もハイコストな死刑方法である。実際、[[1999年]]以降ガス室による処刑は行われていない<ref>[http://news.livedoor.com/article/detail/9499623/ アメリカの死刑囚が「最後の晩餐」に選んだものは]、[[ライブドアニュース]]、[[2014年]][[11月23日]]、[[2015年]][[10月24日]]閲覧</ref>
 
== 家畜・動物の屠殺 ==
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また、飼い主に捨てられた[[犬]][[猫]]などの[[ペット]]動物を殺処分する場合に用いられることもある。[[有毒ガス]]ではなく[[二酸化炭素]]を用いるケースが多い。動物は充満した二酸化炭素により、イヌでは30~40%CO2と酸素により1、2分間で[[麻酔]]導入され、ネコでは60%CO2の吸入で45秒後に意識を消失し、5分以内に呼吸が停止する([[酸素欠乏症]])。これらのガス室は『[http://www.youtube.com/watch?v=6NGd_oqDQH0&feature=related '''ドリームボックス''']』と呼ばれることがある。二酸化炭素の使用は米国獣医学会においても適切な手段のうちのひとつとされる<ref>AVMA Panel : J.Am.Vet.Med.Ass,218(5),669-696 (2001)</ref>。[[死亡]]後の遺体はそのまま焼却炉へと落とされ、焼却処分される。焼却処分の後、遺骨は粉砕処理され、産業廃棄物処理業者へと引き渡される。しかし、動物をこのような方法で殺すことは[[動物虐待]]だとして反対する者もいる<ref>『犬たちをおくる日』 今西乃子 2009年 金の星社 ISBN 978-4323060859</ref>。
 
== 脚注及び参考文献 ==
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