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[[イタリア]]、[[フランス]]など[[地中海性気候]]地域を中心として、[[ロシア]]南部、[[中央アジア]]などの[[ステップ気候]]地域までを原産地とし、主に[[セリ科]][[ヒゴタイサイコ属]](エリンギウム)の植物[[エリンギウム・カンペストレ]] (''Eryngium campestre'') の枯死した根部を培地として自生することから命名された。
原産地域ではもともと人気のある食用[[キノコ]]で、[[フランス料理]]や[[イタリア料理]]などの[[定番]]食材のひとつである。日本においては、[[
[[日本]]において本種の自生はなく、市場において見られる物は全てが栽培産品であり、学問上定着した和名は無い。かつて栽培生産者が販売に際して「じょうねんぼう」、「かおりひらたけ」、「みやましめじ」、「白あわび茸」などの和称を種々発案したものの普及せず、現在では[[種小名]]のエリンギで広く認知されている。
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