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Leontief (会話 | 投稿記録)
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'''盗用'''(とうよう、{{lang-en-short|Plagiarism}})とは、他の[[研究者]]の[[データ]]、[[図]]、[[表]]、[[文章]]、研究[[結果]]などを、あたかも自分が得たかのように発表し、利益を得る行為である。ここでは、主として[[学術]]界や[[高等教育]]界で発表・提出された[[文書]]([[学術出版]]、[[論文]]、[[書籍]]、[[レポート]]、[[申請]]書など)での「盗用」を扱う。関連する[[特許権]]、[[意匠]]、[[著作権]]など[[知的財産権]]を侵害する場合の類似行為は、該当項目に記述してあり、本項目で正面からは扱わない。
 
[[類義語]]として「盗作」や「剽窃」があり、「盗用」との区別は明確ではない。政府、[[学術]]界、[[高等教育]]界の類似行為は「盗用」という用語が使用されているので、ここでは、あえて、分けて記述した。つまり、本項目では、[[学術]]界、[[高等教育]]界の「盗用」を扱う。ジャーナリズム、文芸作品、芸術などでの類似行為は、一般的に、「盗作」「剽窃」と記述されることが多いので、[[ジャーナリズム]]、[[文芸作品]]、[[芸術]]などでの類似行為は[[盗作]]をご覧ください。
 
盗用は、ほとんどの先進国の[[学術]]界では[[科学における不正行為|不正行為]]の1つとみなされる。分野は理系に限定されず、法学、文学などを含め、すべての分野を対象に、大学教員、研究者に禁じている。[[高等教育]]界では重大な[[学業不正]]とみなされる。大学院生、学部生が大幅な盗用をすれば、米国ではほぼ[[退学]]処分になる。日本では、[[学則]]で禁止していた大学は少なかったが、最近、急速に学則で禁止するようになり、「けん責」、「停学」、「退学」処分と記述するようになった。